椿本興業 中国の深圳市盛波光電に偏光板設備納入契約
動伝・設備装置事業などを主幹事業とする椿本興業(大阪本社:大阪市北区)は11月16日、中国の深圳市盛波光電科技有限公司(所在地:深圳市)との間で、偏光板生産設備を納入する契約を締結したと発表した。契約価額は非公表。2020年2月ごろ納入する予定。
納入先の深圳市盛波光電科技は偏光板その他の光学機能性フィルムおよび関連製品等の開発、製造、販売等を手掛けている。
「健都」に商業施設が開業「健康」テーマの店舗づくり
吹田市、摂津市などが整備する「北大阪健康医療都市(健都)」内の商業施設が11月17日、開業した。JR西日本が手掛ける健康をテーマにした「ビエラ岸辺健都」(大阪府吹田市)だ。
テーマに相応しいグンゼのフィットネスクラブは、会員以外の近隣住民らも参加できるプログラムを設けている。健都の中核機関の国立循環器病研究センターと提携して、退院後の患者の運動やリハビリも支援する。
また、同施設の一角にあるホテル「カンデオホテルズ大阪岸辺」では、カゴメと共同開発した野菜をふんだんに使った朝食「朝べジスタイル」を提供する。
このほか、平和堂の食品スーパーは減塩や健康を重視した弁当・総菜を多めに取り扱う。吉野家は要介護者を対象とした、介護事業者向けに販売していた介護職を店頭で初めて販売する。
風疹患者 近畿でも151人に ワクチン接種を
首都圏を中心に患者が増えてきた風疹が、近畿でも増え始めている。全国の今年に入ってからの患者数は1800人を超え、近畿2府4県でも11月11日までに報告された今年の患者数は合わせて151人となっている。
府県別にみると、大阪府が前の週から15人増え86人、兵庫県が1人増え29人、京都府が前週と変わらず14人、滋賀県が1人増え9人、奈良県が1人増え7人、和歌山県が前週と変わらず6人となっている。
風疹は、発熱や発疹などの症状が出るウイルス性の感染症で、妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害が起きる「先天性風疹症候群」になるおそれがある。
各地の自治体では妊婦の感染を防ぐためにも周囲の人を含めて、ワクチンを接種するなどの対策を呼び掛けている。