月別アーカイブ: 2018年11月

椿本興業 中国の深圳市盛波光電に偏光板設備納入契約

椿本興業 中国の深圳市盛波光電に偏光板設備納入契約

動伝・設備装置事業などを主幹事業とする椿本興業(大阪本社:大阪市北区)は11月16日、中国の深圳市盛波光電科技有限公司(所在地:深圳市)との間で、偏光板生産設備を納入する契約を締結したと発表した。契約価額は非公表。2020年2月ごろ納入する予定。
納入先の深圳市盛波光電科技は偏光板その他の光学機能性フィルムおよび関連製品等の開発、製造、販売等を手掛けている。

商船三井ロジ ベトナム・ダナン市に営業拠点開設

商船三井ロジ ベトナム・ダナン市に営業拠点開設

商船三井ロジスティクス(本社:東京都千代田区)のベトナム法人MOL Logistics(Vietnam)Inc.はこのほど、同国中部のダナン市に営業拠点を開設し、12月1日から営業を開始すると発表した。
ダナン市はベトナムの5つの中央管轄市の1つで、北部のハノイと南部のホーチミン市のほぼ中間、国土の中心部、南北物流の要に位置し、インドシナ半島を東西に貫く東西経済回廊の東の基点としても位置付けられている。また、ダナン港はホーチミン港、ハノイ港に次ぐ同国第3位の国際貿易港でもある。

「健都」に商業施設が開業「健康」テーマの店舗づくり

「健都」に商業施設が開業「健康」テーマの店舗づくり

吹田市、摂津市などが整備する「北大阪健康医療都市(健都)」内の商業施設が11月17日、開業した。JR西日本が手掛ける健康をテーマにした「ビエラ岸辺健都」(大阪府吹田市)だ。
テーマに相応しいグンゼのフィットネスクラブは、会員以外の近隣住民らも参加できるプログラムを設けている。健都の中核機関の国立循環器病研究センターと提携して、退院後の患者の運動やリハビリも支援する。
また、同施設の一角にあるホテル「カンデオホテルズ大阪岸辺」では、カゴメと共同開発した野菜をふんだんに使った朝食「朝べジスタイル」を提供する。
このほか、平和堂の食品スーパーは減塩や健康を重視した弁当・総菜を多めに取り扱う。吉野家は要介護者を対象とした、介護事業者向けに販売していた介護職を店頭で初めて販売する。

対米貿易で中国が142項目の改善案提示、譲歩か

対米貿易で中国が142項目の改善案提示、譲歩か

トランプ米大統領は11月16日、中国が米中の貿易不均衡を是正するため、142項目の行動計画リストを米国側に提示したと語った。追加関税の発動を検討するとしている米国に譲歩した可能性がある。
ただ、同大統領は「我々が求めている4つか5つの大きな項目が入っていない」とし、リストの「完成度は高い」としながらも、「現時点では受け入れられない」とし、もう一段の譲歩を求めていく方向だ。

ヤマトなど免税適用の訪日外国人向け新サービスの実証

ヤマトなど免税適用の訪日外国人向け新サービスの実証

ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発(所在地:東京都江東区)とJR東日本グループの日本ホテル(所在地:東京都豊島区)は、訪日外国人が来日前に専用WEBサイトで商品を予約し、宿泊先のホテルで購入・受け取ることで免税適用を可能とする日本初のサービスを「eTaxFree-Japan TaxFree Online Shopping」の実証実験を11月20日から実施する。
実証実験の第一弾として、訪日外国人に人気の高い資生堂ジャパンの実証実験商品予約専用サイト上の商品を対象とする。

風疹患者 近畿でも151人に ワクチン接種を

風疹患者 近畿でも151人に ワクチン接種を

首都圏を中心に患者が増えてきた風疹が、近畿でも増え始めている。全国の今年に入ってからの患者数は1800人を超え、近畿2府4県でも11月11日までに報告された今年の患者数は合わせて151人となっている。
府県別にみると、大阪府が前の週から15人増え86人、兵庫県が1人増え29人、京都府が前週と変わらず14人、滋賀県が1人増え9人、奈良県が1人増え7人、和歌山県が前週と変わらず6人となっている。
風疹は、発熱や発疹などの症状が出るウイルス性の感染症で、妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害が起きる「先天性風疹症候群」になるおそれがある。
各地の自治体では妊婦の感染を防ぐためにも周囲の人を含めて、ワクチンを接種するなどの対策を呼び掛けている。

関空国際線ゲートエリアに「ディオール」出店 国内空港発

関空国際線ゲートエリアに「ディオール」出店 国内空港初

関西エアポートは11月16日、関西国際空港第1ターミナルビル国際線ゲートエリア内に19日、クリスチャン・ディオールの免税店「ディオールパフューム&ビューティブティック」がオープンすると発表した。
香水、化粧品を中心に香りのあるライフスタイル、贈り物の文化を提案する「メゾンクリスチャンディオール」のコンセプトによる単独型ブティックの出店は、日本の国内空港で初となる。

「空飛ぶ車」20年代に離島などから実用化 工程表素案

「空飛ぶ車」20年代に離島などから実用化 工程表素案

国土交通省、経済産業省は11月16日、東京都内で未来の交通手段とされる「空飛ぶ車」の実現に向けた官民協議会を開き、工程表の素案を提示した。
これによると、2020年代半ばに技術開発を終え、規制も整えたうえで離島・山間部の人の移動や物資輸送の手段として活用する。2030年代には都市部の人の移動にも使用する。12月の会合で決定する。
空飛ぶ車は電動で垂直に離着陸できる、航空機とドローン(小型無人機)の中間的位置付けで、次世代の移動・物流手段として期待されている。

大阪府の今年の「梅毒」患者1,000人超える

大阪府の今年の「梅毒」患者1,000人超える

大阪健康安全基盤研究所によると、11月11日までに府内の医療機関から報告された今年の梅毒の患者数は1,019人で、現在の統計を取り始めてから初めて1,000人を超えた。男女別では男性が608人、女性が411人となっている。この5年で20代を中心に女性患者の数が26倍に急増したという。
梅毒は細菌による感染症で、性的な接触などで観戦し、発疹などの症状が出て放置すると血管が破裂する原因になるほか、妊娠中の女性が感染すると、子どもに重い障害が起こるおそれがある。

太陽HD 韓国子会社が本社屋上で太陽光発電開始

太陽HD 韓国子会社が本社屋上で太陽光発電開始

太陽ホールディングス(本社:東京都豊島区)の子会社、韓国タイヨウインキ(本社:韓国・京畿道安山市)は、本社建物の屋上を活用した太陽光発電所を開所し、10月30日から発電を開始した。発電規模は約300KW、想定発電量は約40万KWh/年。初期投資額は約5億KRW(約5000万円)。
太陽ホールディングスは2015年に日本国内で再生可能エネルギーによる発電事業に参入し、2カ所の水上太陽光発電所を運営している。今回、海外拠点では初めてとなる発電事業を韓国で開始し、クリーンエネルギーへの取り組みを拡大していく.