月別アーカイブ: 2019年2月

ファンケル 4月から「アソシエイト正社員」新設

ファンケル 4月から「アソシエイト正社員」新設

ファンケル(所在地:横浜市中区)グループは4月から、正社員の雇用区分として「アソシエイト正社員」を新設する。アソシエイト正社員は、「介護」や「長期療養が必要な身体の病気」「身体障がい」を抱える人が、本人の希望する時間や日数で、フレキシブルに勤務できる新しい雇用区分。
同社は、様々な事情を抱えながらも仕事との両立が実現できる環境づくりに取り組み、正社員として安心して長く活躍してもらうことを目指している。対象となるのはファンケル、アテニア、ファンケル美健、ニコスタービューテックの人事制度が共通のグループ4社。

千葉県が介護人材確保へベトナム政府と覚書締結へ

千葉県が介護人材確保へベトナム政府と覚書締結へ

千葉県の森田健作知事はこのほど、ベトナム政府との間で、ベトナム人の県内での介護職への就業を促進する覚書を締結することで合意したと発表した。ベトナムの首都ハノイを3月13~16日訪問し、覚書に調印する予定。
具体的な内容は調整中だが、同県の2019年度予算案では、ベトナム人が日本語教育を受けたり、介護スタッフの養成施設に通う場合、家賃などを補助する事業を盛り込んでいるという。

太平洋戦争中に沈没の戦艦「比叡」の切断船体見つかる

太平洋戦争中に沈没の戦艦「比叡」の切断船体見つかる

米国の調査チームはこのほど、太平洋戦争中の1942年、南太平洋のソロモン諸島沖、サボ島の北西の深さ985mの海底で、旧日本海軍の戦艦「比叡」を発見した。
激しい攻防戦の中で沈没したものとみられ、船体が切断された状態になっていて、専門家の見立てでは大きな爆発によって沈没した可能性が高いことが、今回初めて分かった。
比叡は、太平洋戦争の緒戦で1941年、ハワイ真珠湾攻撃にも参加。主要な戦いに投入され、第三次ソロモン海戦で連合国の艦隊の攻撃を受けて航行不能となり、最期は自ら船内に水を入れて沈んだとされていた。しかし、今回発見された残骸から判断する限り、尋常な最期ではなかったことが明らかになった。
潜水艇から撮影された映像には巨大なスクリュープロペラや舵(かじ)、高角砲の砲身などのパーツが映っているが、船腹を上にした状態で沈んでおり、大きな爆発で船体がいくつかに砕け散った惨状が想起される。

新日鉄住金広畑製作所に24時間対応の自社保育所

新日鉄住金広畑製作所に24時間対応の自社保育所

新日鉄住金(本社:東京都千代田区)は2月4日、広畑製作所(所在地:兵庫県姫路市)の社宅等福利厚生施設の隣接地に、24時間対応の自社保育所「広畑あおぞら保育園」を設置すると発表した。
新設保育所の床面積は約280㎡(84坪)で定員30名。運営はニチイ学館へ委託する。2019年4月開園する予定。
同社は出産・育児期にある交代勤務社員の就労支援について順次、具体施策の整備を図っており、今回設置する保育所は大分製鉄所、君津製鉄所、八幡製鉄所、名古屋製鉄所に続き5カ所目の自社保育所となる。

サタケ 中国農業科学院農産品加工研と包括提携

サタケ 中国農業科学院農産品加工研と包括提携

精米機をはじめ食品産業総合機械および食品メーカーのサタケ(本社:東広島市)は2月4日、中国農業農村部農業科学院農産品加工研究所(所在地:中国・北京市)と、穀物加工分野における技術交流を主目的とする包括技術提携契約を締結したと発表した。同研究所が日本の民間企業と提携するのは初めて。
中国農業農村部は日本の農林水産省に相当し、直属する農業科学院農産品加工研究所は国家レベルで農業分野の穀物研究を行う唯一の機関。
提携内容は技術情報の交換や共同研究に加え、相互研修、研究成果の共同宣伝・普及など多岐にわたる。最初のプロジェクトとして、穀物・豆類のGABA(ガンマアミノ酪酸)冨化技術および米粉製粉技術の研究を行う。

SBI HD シンガポールAI・RPAベンチャーと合弁

SBI HD シンガポールAI・RPAベンチャーと合弁

SBIホールディングス(本社:東京都港区)の100%子会社で、地域金融機関等への新技術の導入・拡散を推進するSBIネオファイナンシャルサービシーズ(本社:東京都港区)はこのほど、AntWorks Pte.Ltd.(本社:シンガポール、以下、AntWorks社)と、同社の有するOCR、RPA、およびAIを統合した業務自動化ソフトウェアの東アジア、東南アジア地域への販売と導入支援を行う合弁会社「SBI AntWorks Asia」の設立に関する契約を締結したと発表した。SBIグループの出資比率は60%。

外国人受け入れ病院支援へ大阪府が多言語コールセンター設置

外国人受け入れ病院支援へ大阪府が多言語コールセンター設置

大阪府は新年度から、急増する外国人患者を受け入れる医療機関を支援するため、24時間対応が可能な多言語コールセンターを新たに設置する方針を決めた。
大阪を訪れる外国人旅行者は急増しており、2017年で1,100万人を超えた。これに伴い増えているのが府内の、医療機関を受診する外国人旅行者。こうした状況を受け、日本語でのやり取りが難しい外国人を受け入れる医療機関を支援しようというもの。
コールセンターでは府内の救急病院などを対象に、外国人患者との会話を手助けすることにしていて、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語の5カ国語で対応できる体制を整備する方針。

北朝鮮が遭難船員の保護で日本に異例の謝意

北朝鮮が遭難船員の保護で日本に異例の謝意

北朝鮮の朝鮮赤十字会は2月4日、国営メディアを通じて、この数年間、日本が日本海で遭難した北朝鮮の船員を保護し、無事に帰国できるよう人道的な支援を提供してくれた日本の当局に当該ルートを通じて謝意を表明したことを明らかにした。北朝鮮が日本の支援に公に謝意を表明するのは異例。

「空飛ぶクルマ」19年にも全国4地域で実証試験

「空飛ぶクルマ」19年にも全国4地域で実証実験

ドローン(小型無人機)やEV(電気自動車)の技術を応用し、電動・自動で垂直に離着陸して移動する「空飛ぶクルマ」のプロジェクトが、年内にも本格的に始動する見通しとなった。
経済産業省と国土交通省は空飛ぶクルマで、東京、大阪、福島、三重の4都府県と連携し、2019年中にも本格的な実証試験を始める方針だ。このプロジェクトには、国内メーカーに加え欧州のエアバスや米国ボーイングが参加を検討中という。
空飛ぶクルマは、道路の渋滞緩和や救急搬送、物流での活用が期待されており、両省は早期の実用化を目指すとしている。

雪と氷の祭典「第70回さっぽろ雪まつり」開幕

雪と氷の祭典「第70回さっぽろ雪まつり」開幕

様々な雪と氷の雪像が街の一角を彩る「第70回さっぽろ雪まつり」が2月4日からメイン会場の北海道札幌市の大通り公園とすすきの会場で開幕した。
会場には映画「スター・ウォーズ」から飛び出した様々なシーン・キャラクターの雪像、北欧フィンランドのヘルシンキ大聖堂、2頭のサラブレッドの大雪像など圧巻。また、ちびまる子ちゃんや先の全豪オープン・女子シングルスで優勝したテニスの大坂なおみ選手の像などおよそ200基の雪像が林立し、人気を集めている。夜には会場が光と音の演出も加わって、昼とはまた少し趣の異なる雪像群の姿を楽しめる。
春節がスタートし、中国をはじめアジアからの訪日外国人旅行者の来場も例年以上に見込まれる。