月別アーカイブ: 2019年3月

公明党が小西氏を府本部推薦に 府知事選 

公明党が小西氏を府本部推薦に 府知事選

公明党大阪府本部は自民党が擁立した元大阪府副知事の小西禎一氏を府本部として推薦する方針を固めた。
公明党は過去2回行われた大阪府知事と大阪市長のダブル選挙ではいずれも自主投票としてきたが、大阪維新の会が都構想の住民投票への対応を巡って公明党を強く批判していることを踏まえ、今回は対決姿勢を打ち出す形となった。

ベトジェット 7月から成田ーホーチミン線就航

ベトジェット 7月から成田-ホーチミン線就航

ベトナムのLCC(格安航空会社)ベトジェット航空は3月12日、千葉県・成田とベトナム・ホーチミン市を結ぶ直行便を就航すると発表した。7月12日から毎日1往復運航する。
同社は2018年11月8日にハノイ―関西線、12月14日にホーチミン―関西線を就航している。今回は同社4路線目の日本路線で、成田へは2路線目。

アルプス物流 マレーシア・ペナンに営業拠点開設

アルプス物流 マレーシア・ペナンに営業拠点開設

アルプス物流(本社:横浜市港北区)は3月12日、グループのアルプス・ナイガイ・ロジスティクス(マレーシア)が、ペナン州バヤンレパス地区に営業拠点となる事務所を開設したと発表した。
ペナンで航空貨物の取り扱い、マレーシア国内輸送、クロスボーダー輸送で更なる需要の拡大が見込まれることから、今回営業拠点を開設したもの。アルプス・ナイガイ・ロジスティクス(マレーシア)は、ニライに本社を構え、ポート・クランに支店を設置している。

NTT西日本 ドローンによるインフラ点検サービス新会社設立

NTT西日本 ドローンによるインフラ点検サービス新会社設立

西日本電信電話(NTT西日本、本社:大阪市中央区)は3月12日、ドローンを活用したインフラ点検の新会社「ジャパン・インフラ・ウェイマーク」(本社:大阪市中央区)を4月1日に設立、営業を開始すると発表した。
新会社の資本金は4億円でNTT西日本が全額出資する。インフラ点検のコンサルティング・企画からドローンを活用した空撮、AIを活用した点検診断のトータルメンテナンスサービスを行う。

18年の児童虐待被害は最多の1,394人 警察庁

18年の児童虐待被害は最多の1,394人 警察庁

警察庁のまとめによると、2018年の児童虐待事件の摘発が前年比242件増の1,380件、被害に遭った18歳未満の子どもの数は前年比226人増の1,394人だった。摘発件数、子どもの被害者数とも過去最多を更新した。
警察が児童相談所(児相)に虐待の疑いを通告した子どもの数は過去最多の8万252人(確定値)に上った。通告内容では暴言を浴びせるなどの「心理的虐待」が71.6%で、うち6割以上は子どもの前で妻や夫らに暴力を振るったりする「面前DV(ドメスティック・バイオレンス)」だった。身体的虐待は18.5%。摘発件数1,380件のうち79.3%が身体的虐待で、16.4%が性的虐待。
摘発人数は前年比243人増の1,419人。被害者との関係でみると、身体的虐待は実父母が7割以上を占め、性的虐待は養父、継父が計99人で最多だった。

伊藤忠 天然ゴムプラットフォーム運営会社と資本提携

伊藤忠 天然ゴムプラットフォーム運営会社と資本提携

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は3月12日、持続可能な天然ゴム取引のためマーケット・プラットフォームを運営するHEVEACONNECT PTE.LTD.(本社:シンガポール)の第三者割当増資を引き受け、資本提携に合意したと発表した。
今回の提携を通じ、タイヤメーカーをはじめとする天然ゴム利用者における持続可能な天然ゴムの普及を目指す。
今回の提携に合わせ、伊藤忠商事が100%出資する天然ゴム加工会社Aneka Bumi Pratama(本社:インドネシア)がプラットフォームに参加する予定。

三菱電機 フィリピンにFA製品販売会社設立

三菱電機 フィリピンにFA製品販売会社設立

三菱電機(本社:東京都千代田区)は3月12日、フィリピンにおけるFA(ファクトリーオートメーション)システム事業強化の一環として、3社の共同出資によりフィリピン・マニラでFA製品の販売会社を設立すると発表した。
新会社「MELCO Factory Automation Philippines Inc.」の資本金は1億2,600万フィリピンペソで、出資比率は三菱電機40%、同社の子会社、セツヨーアステック(本社:大阪市北区)20%、同社のFA機器の現地販売代理店、Integrated Factory Automation Inc.40%。5月に設立し、6月から営業開始の予定。

偽造在留カードの摘発 18年は620件で最多

偽造在留カードの摘発18年は620件で最多

警察や入国管理局によると、日本に滞在する外国人に交付される、在留資格や期限を書き換えた偽造カードが相次いで見つかっていて、2018年の全国の摘発件数が620件に上ったことが分かった。これは統計を取り始めた6年前の6倍近くに上り、これまでで最多。
SNS上では在留者の多い中国人やベトナム人向けに、偽造された在留カードが売買されている実態が確認できる。ベトナム人によると、偽造された在留カードは1枚1万円前後で販売されている。国はカードにホログラムを入れるなど対策を強化しているが、偽造カードも極めて精巧につくられているので、一見して偽造かどうか見抜くのは難しいという。

富岡鉄斎の奈良題材の水墨画など作品展

富岡鉄斎の奈良題材の水墨画など作品展

近代を代表する文人画家、富岡鉄斎が奈良を題材に描いた水墨画などおよそ50点を集めた展覧会が、奈良市大和文華館で開かれている。展覧会は4月7日まで。
会場には、春の吉野山を題材にした「華之世界図」や、たき火を囲んで月ヶ瀬の梅を楽しんでいる様子を描いた「名士観梅図」など、いずれも奈良にゆかりのある作品が展示されている。
鉄斎は明治から大正にかけて活躍した文人画家で、儒学や仏教に根差した作品を1万点以上残している。

JAXAとトヨタ 国際宇宙探査ミッションの協業で合意

JAXAとトヨタ 國際宇宙探査ミッションの協業で合意

宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)とトヨタ自動車は3月12日、國際宇宙探査ミッションで協業の可能性を検討していくことで合意したと発表した。
この第一弾として、これまで共同で検討を進めてきた燃料電池車(以下、FCV)技術を用いた、月面での有人探査活動に必要なモビリティ「有人与圧ローバー」について、さらに検討を加速することに合意した。この有人与圧ローバーは、月面で1万km以上の走行を可能にする。
人類が大気圏を超え、月・火星を目指すには、小惑星「リュウグウ」へのタッチダウンに成功した小惑星探査機「はやぶさ2」のような無人探査と、ローバーにより宇宙飛行士が月面で活動するような有人探査の協調が必要不可欠。今回の協業合意により、有人与圧ローバーの実現に向けて技術検討を加速していく。