共産党 ダブル選挙で小西・柳本両氏を自主支援
共産党大阪府委員会は3月18日、大阪府庁で4月7日に投開票されるダブル選挙で、府知事選では小西氏、市長選では柳本氏をそれぞれ自主的に支援する方針を発表した。
その論拠として「大阪都構想は、個々の政策課題と違って、大阪市という自治体を解体して地方自治を壊すという次元の違うものだ。異質の悪政に対して、幅広い人たちと手を結んでいきたい」などとしている。
災害時 支援が必要な被災者の「福祉事務所」の開設訓練
滋賀県彦根市で3月17日、災害が起きた時に障害者など支援が必要な被災者を受け入れる「福祉事務所」を開設する訓練が行われた。
同市の滋賀県立視覚障害者センターで行われた訓練には、視覚障害者やセンターの職員およそ40人が参加。訓練は市内でおよそ震度6強の揺れを観測する地震が発生して、障害者や高齢者など支援が必要な被災者を受け入れる「福祉事務所」がセンター内に開設されることになったという想定で行われた。
職員たちは避難所として使う部屋に机や段ボールを使って間仕切りをつくっていた。また、障害者の人たちは点字ブロックを頼りに食糧が配られる場所まで移動するなどして、避難所の使い勝手を確認していた。
ベトナムから介護のインターン生 横浜市が受け入れ開始
横浜市はこのほど、慢性的に不足している介護サービスを担う外国人を多く招こうと、インターンシップを受け入れる取り組みを開始した。同市が2018年7月、ベトナムの自治体や大学などと締結した覚書に基づく初めての取り組み。
この第一陣となる2人の女性がこのほど横浜市を訪問した。2人は22歳の大学の看護学部の4年生で今後、横浜市内の特別養護老人ホームで約9カ月間、働きながら介護の知識・技術や日本語を学ぶ。その後いったん帰国。ベトナムの大学を卒業後、技能実習生として横浜市に戻ってくる予定。
この覚書の枠組みは、送り出し側が意欲のある人材を推薦し、受け入れ側が家賃や日本語の学費の補助、生活支援を行う。インターン生になる条件は、日本語能力試験の「N4」をクリアしていること。横浜市によると、すでに第2陣として8人のベトナム人が入国審査を受けている。
シノケンG インドネシアで一貫内製のアパートメント
シノケングループ(本社:福岡市)100%子会社のインドネシア現地法人、シノケンデベロップメントインドネシア(通称SKDI)はこのほど、ジャカルタ中心部(CBD)で「桜テラス第1号」を完成させたと発表した。
桜テラスは土地の仕入れ、設計、施工、入居・宿泊運営事業までをシノケングループ内の一気通貫した内製体制で、こだわりのジャパンクオリティを実現。オープン前から多くの口コミや飛び込みの問い合わせを受け、すでに一部入居も始まっている。
桜テラス1号は、JICA(国際協力機構)など日本がソフト、ハード両面でインフラ支援し、3月中にも開業予定の地下鉄駅にも近く、徒歩でもオフィス通勤が可能なロケーションにある。敷地面積740㎡、鉄筋コンクリート造地下1階・地上4階建、ワンルーム58戸のサービスアパートメント。短期滞在からウイークリー、マンスリー、長期滞在まで様々な顧客ニーズに応えられる仕様、サービスとなっている。グランドオープンは4月下旬を予定。
なお、桜テラス1号に続きジャカルタ中心部で2号~6号まですでに用地取得済みで、桜テラスブランドを根付かせていく。
ケーヒン インドに二輪車用FIシステムの新工場完成
ホンダ系の総合システムメーカー、ケーヒン(本社:東京都新宿区)は3月14日、インド・ラジャスタン州ニムラナで建設していたFIシステム(二輪車用電子燃料噴射システム)製品の清算を担うインド子会社、ケーヒンインディア マニュファクチュアリング・プライベートリミテッド(KPL、本社:インド・ウッタル・プラディーシュ洲ノイダ)の第二工場(新工場)が完成したと発表した。
これによりケーヒンは、第二工場を含むインド国内の5つの工場で、1,000万台規模のFIシステム4製品(インジェクター、燃料ポンプ、スロットルボディ、電子制御ユニット)を生産する。
第二工場の敷地面積は6万㎡、従業員1,200名(2020年3月末予定)。同工場は全館LED照明にするとともに、高効率な空調設備を導入し省エネルギー化した。また、工場からの排水を社内で全量処理しリサイクルすることで、外部排出をゼロにするなど環境に配慮した工場としている。