日立製作所および日立(中国)有限公司は6月5日、中国におけるスマートシティ事業を強化するため、市場動向調査や新たな協創機会を検討する「日立(中国)有限公司河北雄安分公司」(以下、河北雄安分公司)を設立し、営業を開始したと発表した。雄安新区は、広東省深せん経済特区、浦東新区に続き2017年、中国河北省に設置された国家級新区の一つ。
月別アーカイブ: 2019年6月
シャープ ベトナムのクアンガイ省にメガソーラー建設
トヨタ IOCに燃料電池車「MIRAI」8台納車
がんゲノム医療 遺伝子を迅速に解析する技術を開発 ロボット使い工程自動化
介護人材育成で画期的取り組み海外で育成し、日本へ派遣
介護人材の慢性的な不足を抜本的に改善することを目的に、業界事業者や関連業者に呼び掛け発足した「介護人材フォーラム」の発起人会合が6月6日、大阪市淀川区で開かれ、正式に立ち上げ、活動が始動することになった。同フォーラムは、海外からの介護人材の受け入れ・育成および、国内の主婦・学生・高齢者らを対象に地域ごとに地域の事情に合わせて様々な手法で、それぞれ育成することを目指している。発起人会合には、事務局の役割を担う一般社団法人 外国人介護留学生支援機構(所在地:大阪市淀川区)の呼び掛けに応じ出席したのは、社会福祉法人および医療法人含め3社の介護事業者と関連業者2社の5社だったが、時間的に調整がつかず出席しなかった介護事業者5社を合わせ、10社が発起人として名を連ねている。同フォーラムの最大の特色は、画期的な取り組みの方向にある。中長期的な到達目標として、海外における日本語学校併設の日本式介護研修施設による介護人材の育成を掲げ、そのうち希望者を日本の介護施設へ派遣するというものだ。また、外国人介護人材の現行制度のもとでの受け入れについても、海外諸国の人材送り出し関連団体および受け入れの管理組合を介さない独自ルートによる介護人材育成システムの構築を目指すとしている。外国人材受け入れ拡大に向け、4月からスタートした新在留資格「特定技能」制度に基づく外国人受け入れも、現状では問題点や課題が数多く指摘されている中、抜本的な解決策として今後の取り組みの行方が大いに注目される。
東芝 印・ダイヤモンド取引所向けにエレベーター128台受注
幸和製作所 シルバーカーに韓国より3万台の大口発注
アイリスオーヤマ 50億円投じ中国・天津市に10拠点目の工場
三菱商事 インドのTASLへの出資25%へ引き上げ
豊臣期の大坂城の構造が明らかに 大阪市立大学G
大阪市立大学の研究グループは、現在の大阪城の地下に眠る豊臣秀吉が築いた当初の「大坂城」の詳しい構造を明らかにしたと発表した。これまで絵図などでしか確認されていなかった築城当初の大坂城の姿が大規模に確認されたのは初めて。秀吉によって築城された当初の大坂城は1615年、大坂夏の陣に勝利した徳川幕府によって、豊臣の勢威や名残を徹底して封じ込めるため埋め立てられ、現在の大阪城はその上に築かれている。ただ、この検証は極めて難しいとされてきた。それは大阪城一帯は国の特別史跡に指定されているためだ。それだけに発掘調査が難しく、当時の詳しい構造は図面や絵図で確認するしかなかった。今回同グループは細い金属の棒を地中に差し込んでその際の抵抗から地中の構造を推定する、スウェーデン式サウディング調査で、4年間かけて大坂城本丸のおよそ300地点を調べた。その結果、天守がある本丸の3段構造の石垣の一部や生活の場だった奥御殿と公務を行う表御殿をつなぐ橋とみられる跡などが確認できたという。
構造のいしg