JR東日本は6月4日、燃料電池で走る鉄道車両を開発し、2020年代半ばの実用化を目指すと発表した。この鉄道車両の動力源は次世代のクリーンエネルギーとして注目される水素。車両の屋根の上に水素タンクが設置され、車両の下の部分にある燃料電池で空気中の酸素の反応させて電気をつくり走行する。二酸化炭素は排出しない。水素を満タンにすると、約140kmの走行が可能だ。架線や変電所が必要ないため設備の維持コストの削減が可能。JR東日本は3年ほどかけて、神奈川県内の南武線や鶴見線で実証実験を行い、2020年代半ばの実用化を目指すとしている。
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理研 アルツハイマー病の悪性化に関わるタンパク質を発見
理化学研究所脳神経科学研究センター神経老化制御研究チームは6月4日、「CAPON」というタンパク質がアルツハイマー病の悪性化に関わることを発見したと発表した。これにより、今後新たなCAPONの機能を阻害するような薬剤(手法)が開発されれば、アルツハイマー病の進行を抑制できると期待される。今回研究チームはCAPONがタウタンパク質と結合することを発見。ヒトのアミロイド病理を再現するモデルマウスの脳でCAPONを強制発見させると、タウ病理と神経細胞死に伴う脳の萎縮が促進されること、逆にタウ病理と神経細胞死を再現するモデルでCAPON遺伝子を欠損させると、脳の萎縮が抑制されることが明らかになった。この研究はアステラス製薬との共同研究、日本医療研究開発機構などの支援を受けて行われた。
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ブロードリーフ インドネシアのダルマプルサダ大学とMOU締結
ブロードリーフ(本社:東京都品川区)は6月4日、インドネシアのダルマプルサダ大学(以下、DPU)と「OTRSものづくりプログラム」の推進に関するMOU(協力覚書)を、6月1日付で締結したと発表した。OTRSものづくりプログラムは、インドネシアの様々な産業に対して、ブロードリーフとDPUが合同で、ブロードリーフが提供する作業分析/業務最適化ソフトウェア「OTRS」を使い、日本の製造業の生産現場で、そして海外でも普及しているカイゼン(“Kaizen”)活動を推進することを目的としている。OTRSは現在、世界20カ国6,000以上の現場で導入されているという。このプログラムの有効期間は2019年6月1日から2020年5月31日までの1年間。