月別アーカイブ: 2019年7月

ケアマネ対象に防火教室、高齢者の火災被害防止へ

大阪府東大阪市消防局は7月12日、高齢者の火災の被害を防ごうと、ケアマネジャーやヘルパーを対象にした防火教室が開かれた。この教室にはケアマネジャーやヘルパーなどおよそ60人が参加した。消防隊員が火事の映像を見せながら、高齢者だけが暮らしている住宅では、コンセントの中にほこりがたまって出火したり、鍋の空焚きなどで火事になったりすることが多いと説明。また、高齢者は火事の際、避難が遅れて亡くなったり、けがをしたりするケースが多い。このため、高齢者やその家族に火災警報器の設置を呼び掛けていた。東大阪市では年間に発生する火災のおよそ半分が高齢者の住宅で発生しているという。

アコーディア・ゴルフ ベトナムFLCグループと協業協定締結

アコーディア・ゴルフ(本社:東京都品川区)は7月10日、グループ企業のネクスト・ゴルフ・マネジメント(本社:東京都品川区)とともに、FLCグループと2019年7月1日、日本を公式訪問中のグエン・スアンフック首相立ち会いのもと、ゴルフ事業における人材の育成および顧客開拓における協業協定を締結したと発表した。FLCグループはハノイ市を拠点にした不動産事業や航空事業、トラベル事業、貿易事業、メディカル事業、ゴルフ事業で急成長している企業。

カトーレック ベトナムハナム省に物流センター建設

かトーレック(本社:東京都江東区)は7月9日、ベトナムにおけるロジスティクス事業拡大のため、1月に設立した新会社「KATOLEC GLOBAL LOGISTICS VIETNAM CO.,LTD.」が、ハナム省ドンバンⅢ工業団地に物流センターを建設すると発表した。物流センターは鉄骨造1階建て(準耐火構造)で、敷地面積3万7,689㎡、延床面積1万1,772㎡。2020年3月に稼働する予定。

三菱ガス化学 プラスチックのリサイクルプロジェクト始動

三菱ガス化学(本社:東京都千代田区)は7月9日、同社の特殊ポリカーボネート樹脂「ユピゼータ(R)EP」の新プラントが完工するのに併せ、プラスチックの廃棄物削減に向けた「特殊ポリカーボネート・リサイクルプロジェクト」を始動し、最終製品の製造工程で発生する廃棄物をゼロにすることを目指すと発表した。                                                  同社のユピゼータEPは、スマートフォンやタブレットなどに搭載される高機能小型カメラレンズ材料。カメラレンズは射出成形することで製造される。射出成形製造の常として、スプルーやランナーといわれる部分は廃棄される。今回リサイクルプロジェクトとして、これらの部分を回収・リサイクルし、製造工程で発生していた廃棄物をゼロにする活動を進めることにした。なお、鹿島工場の新プラントが完工し、10月から商業運転を開始する予定。これによりユピゼータEPの総生産能力は従来の年間3,000㌧から同5,000㌧以上となる。

大阪・造幣局で「令和元年」硬貨の打ち初め式

大阪市北区の造幣局で7月11日、「令和元年」と刻まれた最初の硬貨の製造が始まり、麻生副総理兼財務大臣はじめ、宮内庁や造幣局幹部らの出席のもと、打ち初め式が行われた。製造が始まったのは500円と100円で、早ければ7月中にも造幣局から日銀に送られ、その後一般の銀行を通じて全国に流通するという。10円や50円など他の硬貨も準備ができ次第、製造を始めるとしている。

大日本住友製薬・国立国際医療研究センター ベトナムで共同P

大日本住友製薬(本社:大阪市中央区)と国立国際医療研究センター(所在地:東京都新宿区、以下、NCGM)は7月9日、ベトナムにおける抗菌薬適正使用と薬剤耐性(AMR)対策に貢献するため、共同して薬剤感受性サーベイランス研究を開始したと発表した。同社はこの研究の共同実施とその結果共有を通じて、各医療機関が治療に最適な抗菌薬を選択する際の判断材料として、日常検査における薬剤感受性データ活用の重要性の認識をさらに浸透させることを目指す。

なにわ筋線の鉄道事業許可証受領 JR西日本、南海など

JR西日本および南海電鉄と関西高速鉄道は7月10日、国土交通相よりなにわ筋線に係る鉄道事業許可証を受領したと発表した。なにわ筋線は、(仮称)北梅田駅(2023年春開業目標)と、JR難波駅および南海本線の新今宮駅をつなぐ新たな鉄道路線として関西高速鉄道が鉄道施設を整備・保有し、JR西日本および南海電鉄が鉄道施設を使用して旅客営業する計画。なにわ筋線の整備により、関西国際空港や新大阪駅へのアクセスの向上、鉄道ネットワークの強化、大阪の南北都市軸の強化などの効果が図られる。共同営業区間は(仮称)北梅田-(仮称)西本町、JR西日本営業区間は(仮称)西本町-JR難波、南海電鉄営業区間は(仮称)西本町-新今宮(南海)。複約7.2km(地下6.4km、掘割0.3km、高架0.5km)。総事業費は約3,300億円。運行開始2031年春(2030年度末)の予定。

JICA インドネシア・ジャカルタ下水道整備事業に309億円の円借款

国際協力機構(JICA)は7月11日、ジャカルタでインドネシア政府との間で「ジャカルタ下水道整備事業(第6区)(フェーズ1)」を対象として、総額309億8,000万円を限度とする円借款貸付契約に調印したと発表した。事業実施機関は公共事業・国民住宅省。事業の完成予定時期は2026年6月の予定。ジャカルタで初となる高度な大規模下水処理施設の建設および下水管渠(かんきょ)の整備を支援することにより、住民の生活・衛生環境の改善および水環境保全に貢献する。

中国南方航空 8月から中部-長沙直行便を新規就航

中国南方航空は7月8日、中部国際空港(所在地:愛知県常滑市、愛称:セントレア)と中国湖南省長沙を結ぶ直行便を新規就航すると発表した。8月1日から週2便(木・日曜日)往復便を運航する。運航スケジュールは中部14:00→17:00長沙、長沙8:10→13:00中部。使用機材はエアバスA320型機(ビジネス4席、エコノミークラス155席)159席。今回の路線開設で同社の中部国際空港発着路線は7路線となる。

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