月別アーカイブ: 2019年7月

東芝 ベトナム・ホーチミン高島屋に納入のシステムとアプリが稼働

東芝デジタルソリューションズ(本社:神奈川県川崎市幸区)は7月19日、ベトナムのパートナー企業、FPT Softwear社(以下、FPT)と連携して、ホーチミン高島屋に納入した新CRMシステムおよびモバイルアプリケーションが、同日から稼働開始すると発表した。同システムは両社がベトナム国内向けにローカライズして共同開発したポイント顧客システムをベースにしている。顧客は、同システムを買い物時にスマートフォンをポイントとして使うことができる一方、高島屋は同システムの会員管理機能、分析機能、コミュニケーション機能から得られた、顧客接点における情報を統合管理することで、顧客との長期的な関係性を構築できる。

グローリー シンガポールのsoCash社の株式取得

通貨処理機、通貨端末機器などの開発・製造・販売・メンテナンスを手掛けるグローリー(本社:兵庫県姫路市)は7月19日、キャッシュアウトサービスを開発・提供しているSOCASH PTE.LTD.(本社:シンガポール、以下、soCash社)と株式取得契約を締結し、soCash社が発行する新株式の取得により、新株式発行後の同社発行株式の一部を取得したと発表した。株式取得日は7月19日。金融店舗や流通店舗の垣根を超え、社会全体で効率的な現金の流れを実現することで、現金のハンドリングコストをさらに圧縮していく。

東京メトロ グループ初の企業主導型保育園を開設、7/29から2園

東京地下鉄(本社:東京都台東区、以下、東京メトロ)は7月19日、東京都江東区と江戸川区に、東京メトログループ社員向け保育園『めといろ保育園』を2019年7月29日に開設すると発表した。この施設は内閣府が進める「企業主導型保育事業」の対象施設。  利用する社員の利便性を考え、江東区の東洋町園は、既存の同車家族住宅内に開設するほか、鉄道事業における現業社員の勤務形態に対応するため、土日および祝日も開所する。対象年齢は生後6カ月以上、2歳(年度末3歳)まで。保育定員は江東区の東洋町園は12名、江戸川区の西葛西園は9名。保育事業を手掛けるジョイサポが運営する。

ANA 10/27より成田-チェンナイ線 運行開始

全日本空輸(本社:東京都港区、以下、ANA)は7月18日、2019年10月27日より南インドで日本から唯一の直行便となる成田-チェンナイ線の運航を開始すると発表した。チェンナイはムンバイ、デリーに続くANAとして3番目の就航都市となり、インドと日本を結ぶ路線ネットワークがさらに拡充する。チェンナイはインド第2の規模を誇る港湾を有し、南インドの玄関口に位置する。”インドのデトロイト”とも称されている自動車産業を中心に、数多くの日系企業を含め製造業が集積している都市。また、市内および郊外には由緒ある建築物、遺跡群など観光地としても魅力のある都市だ。

アルプス物流 タイに初の自社倉庫「バンナ倉庫」竣工

アルプス物流(本社:横浜市港北区)は7月17日、タイ現地法人のアルプス・ロジスティクス(タイ)が、タイ・バンコク近郊のチャチュンサオ県バンパコンに、「バンナ倉庫」を竣工したと発表した。新倉庫は地上3階建て・RC造、敷地面積約3万2,000㎡、倉庫面積約2万4,000㎡。7月1日に顧客企業、パートナー企業を招き、総勢およそ50名が出席し開所式を行い、7月から稼働開始している。今回竣工した新バンナ倉庫は、同社のASEAN拠点最大の倉庫で、スワンナプーム国際空港や、海運貨物の内陸コンテナデポのテッカバンに近く、タイ国内および国際物流の重要拠点として運営していく。

宮迫さん、田村亮さんが謝罪会見

反社会的勢力との関係を巡って、7月19日に吉本興業から契約解消された宮迫博之さんと、同じ問題で謹慎処分を受けている田村亮さんが20日、問題発覚後、初めて記者会見し、謝罪した。2人は冒頭「詐欺の被害に遭われた方々に、とんでもない不快な、辛い思いをさせてしまったことをお詫びさせてください。本当に申し訳ありませんでした」などと、それぞれ謝罪。2時間半にわたって問題の経緯を説明した。                            なお、進退については2人とも、現時点では引退は考えていないと述べた。

三菱ふそう インドネシアに中型トラック「ファイター」6機種投入

三菱ふそうトラック・バス(本社:神奈川県川崎市幸区、以下、MFTBC)は7月18日、インドネシア・ジャカルタで7月18~28日の11日間にわたって開催される「ガイキンド・インドネシア・インターナショナル・オートショー」で、中型トラック「ファイター」の新6機種を発表した。インドネシアの商用車市場で中型トラックは、ここ数年で最も急成長を遂げているセグメントの一つ。MFTBCは今回の新車種投入を機に、ホイールベースの長い「ファイター」のラインアップを増やしていく。

平城京跡で長屋王と同規模の広大な宅地跡見つかる

奈良市教育委員会の発掘調査によると、奈良時代に都があった「平城京跡」で、当時の権力者、左大臣・長屋王と同じ規模を持つ広大な宅地の跡が見つかった。場所は「平城宮跡」に近い奈良市法華町の市立一条高校の敷地内。藤原不比等邸宅跡の約150m東の一等地。所有者の特定につながる木簡などは見つかっていないが、かなり有力な貴族の屋敷だったとみられる。広さは、当時の宅地の区画である町(ちょう)4つ分にまたがる約6㏊(約6万1,000㎡)。奈良時代、宅地の広さは官位で決められ、4町を与えられる人物は左大臣など三位以上で、左大臣として権力を握っていた長屋王も町4つ分の広さの宅地だった。平城京跡の発掘調査で町4つ分の広さの宅地が見つかったのはのは3例目。

小野薬品 210億円投じ山口工場完成、「オプジーボ」など増産へ

小野薬品工業(本社:大阪市中央区)は7月17日、約210億円を投じ山口県で建設を進めていた山口工場が完成し、7月12日に竣工式を行ったと発表した。2020年春操業開始する予定。山口工場では高活性・抗体医薬に対応できる製造ラインを備え、販売が好調ながん免疫治療薬「オプジーボ」や、多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス」などの注射剤を製造する。同工場の製造棟4階建て、倉庫棟2階建て、管理棟3階建てで、延床面積2万8,661㎡。

JNTO シンガポールSIAとインバウンド誘致で協力覚書

日本政府観光局(JNTO)は7月18日、シンガポール航空(SIA)とインバウンド(訪日外国人旅行者)誘致で協力覚書を締結した。JNTOが海外の航空会社と覚書を結ぶのは初めて。協力期間は2021年3月末までで、共同でプロモーションや旅行博への共同出展などを通じて日本旅行の魅力を発信し、SIAが就航する豪州、インド、インドネシア、マレーシアなどからの訪日需要を喚起する。