川崎重工は8月23日、ベトナムで二輪車の輸入販売を行う現地法人、Kawasaki Motors Vietnam Co.,Ltd.(カワサキ モータース ベトナム、以下、KMV社)を設立し、販売を開始したと発表した。KMV社は2014年10月に提携しているマレーシア系のTC Motorcycle Vietnam Co.,Ltd.(以下、TCMCV社)の販売店網を継承して営業するとともに、市場の拡大に合わせて新たな販売店の開拓を進め、ベトナムにおける二輪車事業の拡大を目指す。 ベトナムの二輪車市場は2018年に約330万台以上と、アジアでは中国・インド・インドネシアに次ぐ規模があり、2019年には約360万台への成長が見込まれている。
月別アーカイブ: 2019年8月
ブリヂストン 中国でタイヤ特許権侵害訴訟に勝訴
「アジアで1番目指す」経営統合へココカラ・マツキヨ 両社長会見
三菱電機 電子ビーム金属3Dプリンターを発売、国内初
北海道・苫小牧をカーボンリサイクルの実証試験拠点に 経産相
EPA看護師候補者、不合格でも介護職で継続滞在可能に、厚労省が検討
インドネシア、フィリピン、ベトナムとの間で実施されているEPA(経済連携協定)の枠組みで、看護師を目指して来日した外国人について、厚生労働省は国家試験に合格できなくても、介護職員として日本で働いていけるようにすることを検討している。今年4月から施行された新たな在留資格「特定技能」への移行を認めることを、省内の関係部局、法務省などと協議中という。 厚労省はすでに、国試に合格できなかったEPAの介護福祉士候補者が、直近の国試で合格基準点の5割以上を取ることなどを条件に、「特定技能」に移ることを5月に認めている。深刻な人手不足の解消につなげる狙いで、看護師候補者についても同様の対応措置が取れないか検討しているもの。EPAの看護師候補者は現在、最長で4年以内に国試に合格できないと帰国を余儀なくされる。昨年度までに来日した看護師候補者は3カ国合わせ1,300人、うち国試合格者は413人にとどまっている。
バンダイナムコ 中国の星葆国際と北京に「VR ZONE BEIJING」開業
バンダイナムコアミューズメント(本社:東京都港区)は8月22日、星葆国際文化伝媒(北京)有限公司(本社:中国・北京市)と北京におけるVRコンテンツのフランチャイズ契約を締結、北京市内の朝陽公園に「VR ZONE BEIJING」を2019年秋にオープンすると発表した。施設面積は約1,700㎡(約520坪)。 バンダイナムコアミューズメントは、VR体験施設を日本国内21カ所、海外6カ所で展開しており、近くマカオに7カ所目をオープンする。今回は海外8カ所目となる。星葆国際は、中国で国内外のIPとエンターテインメントコンテンツを結び付け、良好なエンターテインメント産業環境を開拓することに注力している企業。
大阪府・市立大統合の新大学の基本構想案、25年度に森之宮に メインキャンパス
良品計画 ベトナム・ホーチミン市に現地法人、20年春に1号店オープン
奈良・桜井茶臼山古墳から出土の木棺 初公開
奈良県橿原考古学研究所で8月21日から、古代ヤマト王権を率いた王の墓ではないかという説がある桜井市の桜井茶臼山古墳から見つかった木製の棺(ひつぎ)が、初めて一般に公開されている。公開は平日、10月末まで。この木棺は70年前、同古墳の石室から見つかり、4年前から腐食を防ぐため保存処理が施されていた。木棺のサイズは長さ4.9m、幅75cm。高野槇(こうやまき)という針葉樹の丸太を削ってつくられたもので、両側の損傷は激しいものの、中心部分の保存状態は比較的よく、説明パネルには大量の銅鏡の破片も一緒に見つかったことや、合成樹脂を使って保存処理したことなどを写真付きで紹介している。桜井茶臼山古墳は、古墳時代前期に築造されたとみられる全長200mの前方後円墳で、国の史跡に指定されている。