月別アーカイブ: 2019年9月

広島銀行 9/17ベトナム・ハノイに駐在員事務所開設

広島銀行(本店:広島市南区)は9月4日、ベトナムの首都ハノイに9月17日、駐在員事務所を開設すると発表した。現地の政治・経済・金融・投資等に関する情報収集、取引先企業の進出・ビジネス展開のサポートを担う。ハノイへの駐在員事務所開設は、中国・四国地方の地方銀行として初めて。

イオン 香港の小中学校3校に太陽光発電システム寄贈

公益財団法人イオン環境財団は9月12日、中国・香港特別行政区の小中学校3校に太陽光発電システムを寄贈する。同財団は、再生可能エネルギー活用の啓発・普及および環境教育を目的に、2009年より小中学校に太陽光発電システムを寄贈。今回で寄贈先は日本・中国・マレーシア・ベトナムの4カ国、合計48校となる。

阪急交通社 初の宿泊「終活モニターバスツアー」

阪急交通社(本社:大阪市北区)は、健康でいきいきとした生活を送るための支援として、関西発「笑顔で元気に生きる旅 終活モニターバスツアーin四国2日間の旅」を企画し、9月8日に発売する。終活ツアーの宿泊旅行は今回が初。特定行政書士の山下義博氏による終活セミナー、高知市で開発された”いきいき百歳体操”の伝授、四国八十八カ所第1番札所、霊前寺での”健康長寿の祈祷”、その他プロカメラマンによる”生前遺影写真撮影”など普段の旅行とは異なる体験を、旅という非日常に盛り込む企画となっている。

日野自 日野フィリピン ハード・ソフト両面からサポートするセンター開所

日野自動車(本社:東京都日野市)とフィリピンの販売製造子会社、日野モータースフィリピン(本社:カラバン市・カンルーバン工業団地、以下、日野フィリピン)は9月5日、「テクニカルサポートアンドトレーニングセンター」(以下、TSTC)の開所式を執り行ったと発表した。日野フィリピンの本社敷地内に穿設したTSTCには最新の整備設備を導入した「ワークショップ」、多様なニーズに合った人材育成プログラムに対応できる「トレーニングセンター」、作業効率性を向上させた「部品倉庫」を備え、ハード・ソフト両面からのトータルサポートを強化する。

MHPS フィリピンのPASAR銅製錬所向け廃熱回収ボイラー改修工事受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は9月5日、グループ会社のフィリピンMHPS(Philippines)Plant Services Corporation(MHPS-PSC)を通して、同国レイテ島にあるPASAR銅製錬所(フィリピン連合・精錬社)の廃熱回収ボイラー改修工事を受注したと発表した。1993年から稼働している他社製ボイラーの耐圧部を全面更新するもの。廃熱回収ボイラーは、銅製錬プロセスで発生する廃熱から蒸気を発生させるもので、製錬プロセスで大部分を循環利用するとともに、自家発電にも活用する設備の中核機器。

「川中島の戦い」巡る上杉謙信の新たな書状、新潟で発見

戦国武将、越後の上杉謙信と甲斐の武田信玄が戦った「川中島の戦い」に関する新たな書状が、このほど新潟で見つかった。専門家の鑑定で、この書状は花押などから原本と確認された。これにより、通説で5回の合戦が繰り広げられた、信濃の領土を巡る川中島の戦いは、その後も合戦があったことがうかがえる貴重な記録だ。                   見つかった書状は戦国時代の永禄年間(1558~1570年)に、上杉謙信が自分の領土だと考えていた、現在の長野県北部、北信濃の7人の武将に宛てたもの。新潟大学名誉教授で郷土史に詳しい冨澤信明さんが、およそ15年前に骨董品を扱う関係者から購入し、保管したままになっていた。書状の文面には「皆々在陣あり、堅固の仕置専一に候」(みんな陣所のそれぞれの持ち場でしっかり守るように)と指示した内容が記されている。

日立建機 中国市場に10月から 「ConSite OIL」の提供開始

日立建機(本社:東京都台東区)は9月4日、サービスソリューション「ConSite OIL」を10月以降、中国市場で提供を開始する。これは9月から順次提供を始めるインドネシア、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン、カンボジア、ラオスなど東南アジア各国向けに続くもの。これでConSite OILを通じたサービスは、アジア全域をカバーすることになる。

加賀電子 タイにEMS新工場建設 ASEANの生産能力増強

加賀電子(本社:東京都千代田区)は9月3日、ASEAN地域におけるEMS事業(電子機器の受託製造サービス)の生産能力増強のため、タイの現地法人KAGA ELECTRONICS(THAILAND)CO.,LTD.の第2工場を建設すると発表した。既存顧客からの増産要請ならびに新規顧客からの受注に対応するもの。操業開始後、2年内に売上高100億円を目指す。                                                                                            新工場「アマタナコン第2工場(仮称)」の所在地はタイ・チョンブリ県アマタナコン工業団地内。延床面積約5,300㎡、複合機、プリンタ用の電装基板を生産する。従業員数200人(最大350人)。投資額約5億円(土地、建物はレンタル)、2019年12月稼働予定。      同社はEMS事業を成長事業の中核に位置付け、現在日本を含め10カ国・16カ所にEMS生産工場を構えている。

イオンG ミャンマーの洪水被災者へ緊急支援金

イオングループは9月4日、モンスーンによる豪雨で大きな被害を受けたミャンマー東部モン州の被災者に、総額3万5,000米ドルの緊急支援金を贈呈したと発表した。ミャンマーで事業を行うイオンオレンジ、イオンマイクロファイナンスと、タイで事業を行うイオンタナシンサップ、そして公益財団法人イオン1%クラブが緊急支援募金および支援金を、ミャンマー社会福祉・救済・復興省に贈呈した。

「むかわ竜」は新種恐竜、学名「カムイサウルス・ジャポニクス」に

北海道大学総合博物館の研究グループによると、全身の骨格の化石が残る国内最大の恐竜「むかわ竜」が、ハドロサウルス科の草食恐竜の仲間の新種であることが分かり、学名にアイヌ語を入れ「カムイサウルス・ジャポニクス」と名付けられた。                 むかわ竜は、2003年に北海道・むかわ町で全身骨格の化石が発見された。体長8m、体重4~5.3トン。白亜紀の終りごろ、およそ7,200万年前に生息していたとみられている。