フィリピン・マニラ近郊で噴火 住民1.8万人避難 州が災害事態 宣言

フィリピンの首都マニラの南およそ60kmにあるルソン島タール火山の火口付近で1月12日、水蒸気爆発とみられる大規模な噴火が起き、噴煙が最大で1万5,000mの高さに達した。このため周辺地域では大量の火山灰が降り、地元のバタンガス州やカビデ州の避難所には住民1万8,000人が避難しているという。とくに大きな影響が出ているバタンガス州は13日、救護活動などに国の予算を充てることを可能にする災害事態宣言を出した。