クラボウ(大阪本社:大阪市中央区)は3月12日、新型コロナウイルスの抗体を、イムノクロマト法を用いて15分で判定できる検査試薬キットを3月16日から販売開始すると発表した。中国の提携先企業が開発したイムノクロマト法の原理に基づいた「新型コロナウイルス(SAR-CoV-2)抗体検査試薬キット」を日本国内に輸入し販売開始する。
現在日本国内では、遺伝子を増幅させるPCR法による検査が一般的に行われている。ただ、この方法では結果が出るまでにおよそ6時間程度の時間がかかり、異常な速さで感染拡大が続く今回の新型コロナウイルス患者の抗体判定には対応し切れず、別の簡便で迅速な検査方法のニーズが高まっている。
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日本 アフガニスタンの灌漑など防災促進に9億円超の無償資金協力
日本政府は、アフガニスタンの「コミュニティレベルにおける灌漑および水資源管理改善を通じた防災促進計画」に9億8,400万円の無償資金協力する。アフガニスタンの首都カブールで3月10日、日本の高橋良明在アフガニスタン臨時代理大使と、ファティマ・ヌスラス・ガザーリ国際移住機関(IOM)アフガニスタン事務所長代行との間で、これに関する交換公文の署名式が行われた。
アフガニスタンでは、2018年に約32万人が自然災害により避難生活を余儀なくされ、2019年も自然災害による被災者は23万人に上っているとされている。災害リスク軽減のためのインフラ整備および災害リスク管理がいま、アフガニスタン全土で喫緊の課題となっている。