国民年金保険料納付免除,過去最多の609万人

厚生労働省が6月28日発表した2020年度の国民年金加入・保険料納付状況によると、所得が低く納付を全額免除・猶予されている人は前年度から26万人増の609万人(20年度末時点)となり、過去最多だった。新型コロナウイルス感染症による経済状況の悪化などが影響したとみられる。
一方、納付率は前年度比2.2ポイント増の71.5%で9年連続で上昇した。納付率の上昇は、コンビニやクレジットカードを利用した支払い方法の普及などが理由。