近畿の7月有効求人倍率1.04倍 前月をわずかに下回る

大阪労働局のまとめによると、7月の近畿2府4県の有効求人倍率は1.04倍で、前の月を0.01ポイント下回った。前の月を下回るのは2020年12月以来。政府の新たな支援金制度を利用するため、ハローワークに登録する人が増えたことから、求人倍率が低下した。府県別では奈良県が1.35倍、滋賀県が1.21倍、和歌山県が1.17倍、京都府が1.11倍、兵庫県が1.06倍で、いずれも前の月を上回るか横ばいだった。ただ、大阪府は0.94倍と唯一、前の月を下回った。