22年度予算の概算要求 過去最大110兆円規模 コロナ対策等

国の2022年度の予算に向けた各省庁の概算要求が8月31日に提出期限を迎え、総額は過去最大の110兆円規模になる見通し。最も要求額が多いのは厚生労働省で、年金や医療、介護などの社会保障費が膨らみ続け、過去最大の33兆9,450億円となっている。財務省が計上する、国債の償還や利払いに使う国債費も、過去最大の30兆円規模になっている。これらの結果、2022年度の概算要求は110兆円を超え、4年連続で過去最大になるとみられる。