関経連 松本会長「22年は賃金水準の引き上げが重要」

関西経済連合会(関経連)の松本正義会長は2022年頭にあたり、関西経済の2021年の回顧と2022年の展望について、大要次の通り語った。松本氏は、原材料の高騰はあらゆるところに影響し、電気代などのコストアップは目に見えている。こうした状況を背景にすでに食料品などの値上げが相次いでおり、「消費者が物価の上昇に対応できるよう賃金の水準を引き上げることが重要だ」との認識を示した。「それが難しい中小企業などには政府がきっちり手を差し伸べ、賃金レベルを引き上げていかないといけない」と述べた。