消防庁 患者の救急搬送困難1週間に5,740件 5週連続で最多更新

総務省消防庁は2月15日、患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が2月7~13日の1週間に全国52の消防で計5,740件あったと発表した。前週(1月31日~2月6日)の5,469件から5%増え、5週連続で過去最多を更新した。このうち呼吸困難や発熱など新型コロナウイルス感染が疑われるのは、36%にあたる2,067件で、前週から4%増加している。
医療機関に受け入れ可能かどうか4回以上照会し、救急隊の到着から搬送開始まで30分以上かかった件数を集計した。