コロナ病床交付金 2年で大阪99病院が23億円過大受給

大阪府によると、新型コロナウイルスの入院患者を受け入れる病床を確保した医療機関を補助するための交付金について、令和3年度までの2年間で府内の99の病院が計23億4,000万円を過大に受給していたことが分かった。府は当該病院に対し返還を求めていくとしている。
これは交付金の「空床補償」で、コロナ患者の受け入れで休止した病床や、確保しながら患者で埋まらなかった病床に対し、国から都道府県を通じ、医療機関の機能に応じて、1床ごとに1日1万6,000円から43万6,000円が支払われる。今回、会計検査院より交付金の支給対象でない病床を申請していたケースの指摘を受けたもの。

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