1月の貿易赤字最大の3.4兆円 円安,対中輸出停滞響く

財務省が2月16日発表した1月の貿易統計速報によると、貿易収支は3兆4,966億円の赤字だった。輸入額は前年同月比17.8%増の10兆4,771億円、輸出は同3.5%増の6兆5,511億円だった。単月としては比較可能な1979年以降で最大の赤字となった。円安と資源高で輸入が増えたほか、中国向け輸出の停滞が主な要因。
2022年8月に2兆8,248億円の赤字を記録しているが。1月はこれを上回る赤字となった。赤字は18カ月連続。2015年2月までに32カ月続けて赤字となったとき以来の長さだ。

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