小惑星リュウグウの石から太陽系最初期の物質発見

東北大と東大は2月16日、小惑星リュウグウの石の中から、太陽系最初期にできた可能性のある物質を発見したと発表した。これは、原始太陽系星雲の1000℃以上の高温環境でできた固体粒子で、CaとAIに富む包有物(以下、CAI)とコンドリュールに類似した物質。これらは原始太陽系星雲内側で形成し、太陽から遠いリュウグウ母天体まで運ばれたと推定した。

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