22年自転車事故 死傷者のヘルメット着用わずか1割

警察庁のまとめによると、2022年に全国で発生した自転車に乗った人の交通事故の死傷者は6万8,140人で、死傷者のヘルメット着用者は6,717人だった。ヘルメット着用率は前年比0.1ポイント減のわずか9.9%にとどまった。
小中学生は25〜39%と高いものの、65歳以上の高齢者はわずか3.6%と低い。死者の半数が頭部を損傷していた。
現行の道交法は13歳未満の子どもが自転車に乗る際、保護者にヘルメットを着用させる努力義務があると規定している。この努力義務は2008年から始まった。ただ4月1日から、罰則はないが、全年齢でヘルメット着用が努力義務になる。

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