関西2月新築マンション発売戸数39%減の833戸

不動産研究所によると、関西の2月新築マンション発売戸数は前年同月と比べ39%少ない833戸にとどまり、バブル崩壊後の1993年以来の低水準となった。発売戸数のうち契約済みの割合を示す「契約率」は51%で、業界の好・不調を判断する目安といわれる「70%」を大きく下回った。中でも大阪郊外の物件の契約率は44%と大きく落ち込んだ。物価高で生活費が上昇し、消費者の意識が生活防衛に向きやすく、マンション価格の上昇と相まって商況は停滞気味だ。

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