23年「先進国の9割で成長鈍化」IMF専務理事が講演

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は4月6日講演し、近く公表する経済見通しについて、2023年の経済成長率が「先進国の9割で鈍化する」と語った。IMFが1月に公表した前回見通しは2.9%だったが、2023年の成長率見通しは3%を下回ると説明した。
低成長の朱印は先進国で、中国やインドが2023年の世界全体の成長の半分を担う。同氏は世界の成長率が今後5年間も3%程度で推移すると指摘した。過去20年間の平均は3.8%で、これを下回る、1990年代以来の低水準にとどまるとの見立てだ。

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