藤原宮近くに大規模6つの瓦工房 造営時初の瓦ぶき宮へ瓦供給

奈良県文化財研究所が6月29日、日本で初めての瓦ぶき宮殿が建てられた藤原宮(694〜710年、所在地:奈良県橿原市)跡に近い日高山瓦窯で、新たに窯跡3基が見つかったと発表した。以前に見つかった3基と合わせ計6基の瓦窯が並び、宮の造営初時に瓦を供給した大規模拠点とみられる。
6基には瓦を入れる焼成部が平らで、日干しレンガが開いた「平窯」と呼ばれる構造の窯もあり、最古例

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