RSウイルス感染症で入院の子ども急増 1週間に9,981人

通常、秋から冬にかけて流行し、熱やせきなどの症状で入院するRSウイルス感染症の子どもが急増している。今年は5月ごろから感染者が増え始めた。国立感染症研究所によると、7月2日までの1週間に全国およそ3,000の小児科の医療機関から報告された患者は9,981人に上っている。こうした状況を受け、医療機関では「このまままの状況が続けば、手術や検査など通常医療の入院予定者に影響が出る恐れがある」としている。RSウイルスは幼い子どもが初めて感染すると肺炎や気管支炎を起こして重症化することがあるという。

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