中国の4〜6月GDP6.3%増にとどまる, 不動産など景気失速感

中国国家統計局のまとめによると、2023年4〜6月期の国内総生産(GDP)は、物価の変動を調整した実質で前年同期比6.3%増えた。1〜3月期の4.5%増より伸びが拡大したものの、昨春は上海市が厳しい”ゼロコロナ政策”のもとロックダウン(都市封鎖)していた時期で、その反動分を考慮すると、極めて景気持ち直しには程遠い。むしろ足元の景気は不動産市場の低迷など失速感が目立っている。

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