日航機墜落事故38年「忘れない」御巣鷹の麓で4年ぶり灯籠流し

乗客・乗員合わせて520人の犠牲者を出した日航ジャンボ機墜落事故8月12日で発生から38年となるのを前に11日、悲劇の現場となった御巣鷹の尾根(群馬県)の麓(ふもと)を流れる神流川(所在地:群馬県上野村)で、遺族らが4年ぶりに灯籠を流し、犠牲者に鎮魂の祈りを捧げた。
墜落事故の午後6時56分に合わせて、「私は忘れない」「空の安全」など様々な想いやメッセージが書かれた発光ダイオード(LED)の灯籠およそ200個が川に流された。オレンジの柔らかな明かりが川面を照らし出していた。
この灯籠流し、2019年まで行われていたが、新型コロナウイルス禍で中止、制限付きで実施。今年は4年ぶりに制限なく例年通りの方式で行われた。

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