大阪府 地下駐車場で保管の美術品の活用法, 専門家交え検討へ

大阪府は2017年(平成29年)から咲州庁舎・地下3階の駐車場で保管されている美術品(彫刻など105店)の活用方法を専門家を交え検討を始めた。6年間放置されていたこれらの美術品について、吉村知事は7月、空調設備のない駐車場だけに「美術品の保管方法としては不適切」などと指摘。これを受け検討チームが立ち上げられ8月18日、その初会合が開かれた。2024年2月ごろに最終報告が取りまとめられる予定。
これらの美術品は府が計画していた美術館の新設に向けて収集されたものだが、府は2001年(平成13年)にこの新設計画を撤回。収集した美術品は民間の倉庫や咲州庁舎などに分散、保管されていたもの。

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