3,900万年前 最大340トンの巨大クジラ 化石から推定 従来学説覆す

ドイツの研究者らはこのほど、英科学誌『ネイチャー』に、約3,900万年前、体長20m、最大重量340トンの巨大クジラが海を泳いでいたと発表した。ペルー南海岸の砂漠で発掘した化石から新種のクジラの大きさを推定した。
新種はシロナガスクジラより体長は5mほど短いが2倍の体重があり、史上最も重い動物の可能性もある。クジラは今から1,000万年前ごろに巨大化したとする従来の学説を覆した。新種は「Perucetus colossus」(ペルーの巨大なクジラ)と名付けられた。

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