リビアの洪水死者2万人の恐れ 政治分裂が救助・支援の妨げも

北アフリカのリビアを襲った大雨による大洪水で最も大きな被害を受けた東部デルナのガイシー市長は9月13日、中東メディアに死者が2万人に達する恐れがあると語った。リビアは東西に政治勢力が分裂状態にあり、今後必要とされる救助や支援受け入れの妨げになる恐れがある。
今回リビアを襲った大洪水について、世界気象機関(WMO)は地中海のハリケーンを指す「メディケーン」という低気圧による大雨が原因だとしている。

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