共働き夫婦の家事・育児時間 妻が夫の3.4倍 総務省調べ

総務省の社会生活基礎調査によると、共働き世帯で家事・育児の負担がいぜんとして女性に偏っていることが分かった。2021年に6歳未満の子どもがいる共働き世帯の1日当たりの家事関連時間は妻が6時間32分だった。これに対し夫は1時間57分にとどまり、妻は夫の3.4倍に上った。
時代を遡ると、2006年は妻が5時間19分、夫が1時間1分で、その差は5.2倍あった。この15年間で3.4倍に縮まったものの、”家事は女性”の風潮は根強く、欧米などと比べるといぜんとして女性への偏りが目立つ。

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