8月実質賃金2.5%減 17カ月連続マイナス 物価高に賃金追い付かず

厚生労働省が10月6日発表した8月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、1人当たりの賃金は物価を考慮した実質で前年同月比2.5%減少した。マイナスは17カ月連続。7月より減少幅は0.2ポイント縮小したが、物価高に賃金の伸びが追い付かない状況が続いている。
名目賃金に相当する1人当たりの一般労働者の現金給与総額は前年同月比1.2%増の36万6,845円。パートタイム労働者は同2.9%増の10万3,312円だった。

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