東北被災地3県の生産年齢人口12.9%減 東日本大震災13年

2011年3月11日発生した東日本大震災から3月11日で13年が経過した。とくに甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の東北3県42市町村で、労働の中心的な担い手となる15〜64歳の生産年齢人口は142万人となり、震災前から21万人減少した。この結果、減少率は全国を5ポイント上回る12.9%に上った。なりわいや賑わいを取り戻すには、まだ様々な施策や時間が必要で、なお復興途上にある。
政府は2011年の震災後10年を機に、第2期復興期間として総仕上げに取り組んでいるが、地域・コミュニティの再建や産業復興を支える人手不足がネックとなっている。

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