ブタの腎臓移植した男性が死亡 米病院”移植が原因でない”

米国・ボストンのマサチューセッツ総合病院は5月11日、同病院の研究チームが今年3月、脳死状態以外では世界で初めて、拒絶反応が起きないよう遺伝子操作したブタの腎臓移植を受けた60代の男性患者が死亡したと発表した。患者は手術後、回復し4月に退院していた。研究チームは詳しい経緯を明らかにしていないが、患者の死亡について「移植の結果だということを示すものなはい」として、移植が原因ではないとみている。

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