関西上半期の輸出額10.38兆円で過去最高を更新 大阪税関

大阪税関がまとめた今年1〜6月の貿易統計によると、関西の輸出額は前年同期比2.6%増の10兆3,841億円となり、上半期としては過去最高を更新した。一方、輸入額は同1.8%減の9兆1,320億円となった。この結果、貿易収支は同53.1%増の1兆2,521億円の黒字となった。
輸出は円安を背景に中国向けの半導体製造装置やプラスチック製品が伸びた。輸入はチリからのリチウムイオン電池に使われる原料の輸入が減ったことや、昨年和歌山県の製油所の操業が停止し、サウジアラビアからの原油の輸入が減少したことが主要因。

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