厚生労働省が6月5日発表した毎月勤労統計調査(速報値)によると、物価を考慮した働き手1人あたりの4月の実質賃金は、前年同月比1.9%増え4カ月連続でプラスとなった。物価は上昇しているものの、伸び率が鈍化しており、実質賃金のプラスが続いている。
名目賃金にあたる「現金給与総額」は3.5%増の31万2,425円で、1992年3月以来、約34年ぶりに3カ月連続で3%以上の伸び率となった。このうち基本給などの「所定内給与」は3.4%増の27万7,916円、残業代などを含めた「きまって支給する給与」も3.4%増の29万9,096円で、3%を超える伸びが続いている。