「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

環境省 25年度クマ出没5万776件と過去最多

環境省は5月11日、2025年度の全国のツキノワグマの出没件数が5万776件(速報値)に上ったと発表した。記録が残る2009年度以降で最も多く、2024年度の2万513件の約2.5倍に急増した。
ツキノワグマが生息していない北海道と九州7県、沖縄県を除いた都府県別の出没件数は秋田が1万3,592件で最も多く、次いで岩手の9,739件だった。
ヒグマを含むクマ捕獲数も全国で1万4,720頭(暫定値)と過去最多だった。都道府県別で最も多い秋田では2,690頭に上った。

全国の農地の2割「所有者不明・不在」拡大

農林水産省によると、2025年3月末時点で全国の農地の2割、106万haが所有者不明・不在の状態だった。8年前の2017年3月末に比べ、持ち主が分からなかったり、遠方に住んでいて所有者不在の農地が、14%増えていることがわかった。
これにより、各地で進められつつある、農地を集約して生産性を高める取り組みの障壁となっている。また、その結果として将来、耕作放棄地になる可能性もあるという。

NPB 危険スイングに罰則 即退場も 5/12から

日本野球機構(NPB)は5月11日、危険が及ぶスイングをした打者に警告や退場の処分を科すことを決めた。プロ野球で打者が手放したバットが球審の頭部を直撃して負傷した事故を受けた措置。この日のセ・パ12球団実行委員会実行委員会で承認され、12日の試合から適用される。
打者がバットを投げた場合は、危険スイングと判断される。バットがベンチやスタンドのほか、審判員や両チームの選手らに当たらなかった場合は「警告」。2度の危険スイングで「退場」となる。バットが他者の体に直接当たったり、ボールデッド区域に入ったりすれば「即退場」となる。

右足痛めた豊昇龍が休場届け出 横綱不在に

大相撲夏場所2日目の5月11日、横綱豊昇龍(26)(立浪部屋)が日本相撲協会に休場を届け出た。初日(10日)の小結高安戦に敗れた際、右太もも裏を痛め、取り組み後、車いすで診療所に運ばれていた。
今場所は横綱大の里、大関安青錦も初日から休場しており、一人横綱となっていた豊昇龍の休場で2025年春場所依頼、7場所ぶりでの横綱不在となった。東西の両横綱が揃って休場するのは、2021年春場所の白鵬、鶴竜以来、5年ぶり。

インド人気俳優ビジャイ氏が州首相に就任

インドの人気俳優、C.ジョセフ・ビジャイ氏が5月10日、南部タミルナドゥ州(推計人口約7,700万人)の首相に就任した。4日に開票された州議会選挙で、2年前に自ら立ち上げた新政党TVKから立候補し当選。TVKは60年近く実験を握ってきた既成の2政党を退け、第一党に躍進した。改革を掲げ、他政党の協力で州首相に必要な過半数の議席を得た。
連邦共和制をとるインドでは州政府に幅広い権限があり、州首相は小さな国の長のような存在だ。ビジャイ氏は10日の就任式で「宗教に偏らない、社会正義の始まりだ」と宣言した。
ビジャイ氏は60本以上の映画に出演したスター。現地紙タイムズ・オブ・インディアによると、同氏の最新作の報酬はインド映画界でも最高峰の27億5,000万ルピー(約45億円)とされる。

25年のロマンス詐欺被害5,604件, 552億円

警察庁によると、2025年に全国で確認されたロマンス詐欺件数は5,604件で、被害総額は552億円に上った。2023年に比べ件数、被害額ともに3倍以上に増えた。
増えているのは、SNSのやり取りで恋愛感情を抱かせ、架空の投資話などに引き込む「SNS型ロマンス詐欺」被害。原因の一つは生成AIの普及にによるもの。最初はお金の話は一切出さず、1〜数カ月と長い時間をかけて関係をつくる特徴があるという。
世間話から始めて接触回数を増やし、悩み相談など深い話題に移っていく。さらに秘密を共有することで被害者を囲い込んでいく。巧妙な手口だ。

競馬3歳G1マイル王にロデオドライブ

3歳馬によるマイル王決定戦、第31回NHKマイルカップ(1600m芝、G1、18頭出走)が5月10日、東京競馬場で行われた。1番人気のロデオドライブ(ダミアン・レーン騎乗)が1分31秒5で優勝し、G1初制覇するとともに、1着賞金1億3,000万円を獲得した。レーン騎手はこのレース初勝利、日本国内G1通算7勝目。辻哲英調教師はG1初勝利。
ロデオドライブは道中、中団後方でレースを進め、最後の直線で末脚を伸ばし、ゴール前での4番人気のアスクイキゴミとの競り合いを鼻差制した。6番人気のアドマイヤクワッズが1馬身1/4差3着に入った。

世界卓球 日本男女とも「金」ならず, 中国の壁

卓球の世界選手権団体戦は5月10日、ロンドンで決勝戦が行われた。男子は57年ぶり、女子は55年ぶりの制覇が期待された日本勢は、いずれも中国勢に敗れ銀メダルに終わった。
女子は第3試合を終わって2−1でリード、制覇に王手をかけたが、主軸の張本美和、早田ひなが、これまでの大会からパワーアップした、中国の世界ランキング1位の孫穎莎の正確無比の速さに屈した。無念の2−3でまたも制覇を逃した。
男子は準決勝までの粘り強さを発揮できず、0−3で敗れ中国の牙城を崩せなかった。