「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

外国人労働者上限123万人, 国籍取得厳格化

政府は1月23日、在留管理の厳格化などを柱とする外国人政策の新たな基本方針を決定した。今夏までに土地取得に関する規制案の骨格をまとめると明記した。
2027年4月に始まる「育成就労」と既存の「特定技能」で受け入れる外国人労働者の上限数を2028年度末までに最大約計123万人とする方針も閣議決定した。
基本方針では、一部の外国人による「法やルールを逸脱する行為や制度の不適正利用に国民が不快や不公平を感じている」と指摘し、「国民・外国人の双方が安全・安心に生活し、共に反映する社会」を目指すと掲げている。
在留管理では、国籍を取得するための居住期間の要件を現行の「5年以上」から「原則10年以上」とすることを盛り込んでいる。永住許可に、日本語などを学習するプログラムの受講を義務付ける方向性も記している。

大卒の就職内定率84.6% 25年12/1時点

文部科学省」と厚生労働省は1月23日、今春卒業予定の大学生の2025年12月1日時点の就職内定率が前年同期比0.3ポイント高の84.6%だったと発表した。
男女別では、男子が前年同期から変わらず83.3%、女子が同0.7ポイント高の86.2%だった。文理別にみると、文科系が同0.1ポイント低い84.1%、理科系が同1.8歩ウント高の86.8%となった。

「国宝」米アカデミー賞 部門にノミネート

第98回米アカデミー賞の候補に、歌舞伎役者の半生を描いた「国宝」(李相日監督)でヘアメイクなどを担当した豊川京子さん、日比野直美さん、西松忠さんが、メーキャップ・ヘアスタイリング賞にノミネートされた。
このほか、「スマッシング・マシーン」で特殊メイクを手掛けた日本出身のカズ・ヒロさんも、同部門の候補に選ばれた。いずれも受賞すれば、日本出身者として6年ぶり3回目の快挙となる。
「国宝」は国際長編映画賞へのノミネートも期待されていたが、選外となった。また、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」(外崎春雄監督)も、長編アニメーション賞へのノミネートもならなかった。
最多ノミネートは「罪人たち」で、作品賞など16部門の候補となった。

中国軍艦部2人汚職か 制服組トップ調査

中国国防省は1月24日、軍制服組トップの張又侠(ジャンヨーシア)・中央軍事委員会副主席(75)と同委統合参謀部の劉振立(リウジェンリー)・参謀長(61)を重大な規律違反と法律違反の疑いで調査することを決定したと発表した。
国防省は両氏が失脚した詳しい理由を明らかにしていないが、香港メディアは張氏が汚職や側近らを統制できなかったことなどで告発されたと報じている。
張氏は中国軍ではトップの習近平主席に次ぐ地位にあり、習氏とは長年の盟友として知られてきた。いずれにしても、昨年10月の何衛東(フォーウェイドン)氏に続いて現役の副主席が失脚する異例の事態となっている。

加藤一二三さん死去86歳 初の中学生棋士

”ひふみん”の愛称で親しまれた将棋の名棋士、加藤一二三(かとう・ひふみ)九段が1月22日、東京都内の病院で肺炎のため亡くなった。86歳だった。告別式は28日午後1時30分、東京都千代田区麹町6の5の1、カトリック麹町聖イグナチオ教会。喪主は長男、順一氏
福岡県出身。1954年に14歳7カ月でプロとなる四段に昇段し、初の中学生棋士となった。これは藤井聡太竜王(23)が2016年10月、14歳2カ月で四段に昇段するまで、62年間にわたってプロ入りの最年少記録だった。2017年6月に引退。通算成績は1324勝(歴代4位)1180敗(同1位)。

大阪府警 偽造合格証で「特定技能」取得

大阪府警は、偽造した日本語試験の合格証で在留資格「特定技能」を取得したとして、ベトナム人女性4人(30〜50歳代)を入管難民法違反(虚偽申請)などの容疑で書類送検した。書類送検は1月14〜16日付。いずれも容疑を認めている。
4人のうち2人が特定技能を取得し、1人は、ベトナムにいる人物から偽の合格証を入手する調達役、残る1人は調達役との仲介役だったという。

内閣府 24年末の国民資産1京4,119兆円

内閣府が1月20日発表した国民経済計算推計によると、2024年末時点の国や企業、個人などが保有する土地・建物、株式など「国民資産」の残高は、前年比4.0%増の1京4,119兆円となった。増加は6年連続で、比較可能な1994年以降で過去最高を更新した。
内訳は、現預金や有価証券などを含む金融資産が4.0%増の1京108兆円で、土地や建物、設備などを含む非金融資産は3.8%増の4,011兆円だった。京は兆の1万倍。

争点は「高市政権への信任」衆院解散

衆院は1月23日召集された第220通常国会の冒頭で解散された。通常国会冒頭での解散は1966年の佐藤栄作内閣以来、60年ぶりで、1月の解散も異例。政府はその後の臨時閣議で第51回衆院選の日程を「27日公示ー2月8日投開票」と決め、与野党は事実上の選挙戦に突入した。
本来いま、敢えてこの時期に総選挙を実施するだけの「大義」はないが、高市首相(自民党総裁)は、政権運営や自民党と日本維新の会の連立政権への信任などを挙げ、政権選択を問う。
衆院の定数は計465議席(小選挙区選289、比例選176)。解散時の勢力は与党230(自民230、維新34)中道改革連合168、国民民主27、共産8、れいわ8、参政3、日本保守1、諸派3、無所属など17となっている。

25年貿易収支2.6兆円赤字 5年連続の赤字

財務省が1月22日発表した2025年の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆6,506億円の赤字だった。赤字は5年連続。輸出の伸びが輸入の伸びを上回り、赤字幅は前年比52.9%縮小した。輸出総額は同3.1%増の110兆4,480億円と過去最大だった。一方、輸入総額は同0.3%増の113兆987億円だった。

米 欧州への追加関税撤回 NATOと枠組み

米国のトランプ大統領は1月21日、スイス・ダボスで北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長と会談した。その結果、米国が領有を目指すとしているデンマーク自治領グリーンランドを巡り、これに反発する欧州8カ国への10%の追加関税を撤回すると表明した。また、米国とNATOがグリーンランドを含む北極圏全体に関する将来の「枠組み」で合意し、態度を軟化させた。
米ニュースサイト、アクシオスによると、協議中の枠組みには、グリーンランドに対するデンマークの主権を尊重する原則が含まれるという。