「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

さよならパンダ 上野で最後の観覧, 国内ゼロ

東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)(ともに4歳)は1月26日が最終観覧日だった。抽選に当たった4,400人が、感謝と別れを告げに来園、パンダ舎の外にも大勢のファンが集まっていた。
27日に2頭が中国へ出発すれば、パンガは1972年の初来日後、初めて国内にいなくなる。中国政府はパンダの新たな貸与には後ろ向きな姿勢を崩していない。

矢田みくに快走! 初マラソン日本最高

陸上の大阪国際女子マラソンは1月25日、大阪ヤンマースタジアム長居発着コースで、今秋の愛知・名古屋アジア大会代表選考会を兼ねて行われた。矢田みくに(エディオン)が女子の歴代6位で、初マラソン日本最高記録となる2時間19分57秒をマークし、日本勢トップの4位に入った。ウガンダのステラ・チェサンが2時間19分31秒で初優勝した。
矢田は2027年秋に予定されている2028年ロサンゼルス五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得した。
女子1万mを主戦場とする矢田は、今回が初マラソンだった。30キロ地点で外国人選手3人とトップ集団を形成していた矢田が一歩前に出た。その後もマラソン経験豊富なウガンダ、エチオピアのアフリカ勢と競り合う展開が続いた。矢田は粘り強い走りで、ゴール直前まで2位を争いを演じた。

張本美和 悲願の初V 卓球女子単 早田を破る

卓球の全日本選手権最終日は1月25日、東京体育館でシングルス準決勝、決勝が行われた。女子決勝戦は17歳の張本美和(木下グループ)が、4連覇を狙ったパリ五輪シングルス銅メダリストの早田ひな(日本生命)を4−3で破り、初優勝を果たした。3年連続で同じ顔合わせとなった早田との決勝戦を、”三度目の正直”で制した。張本美和は今大会ジュニアの部も制しており、2冠となった。
男子は準決勝で張本智和(トヨタ自動車)との接戦を制した18歳の松島輝空(木下グループ)が、決勝で篠塚大登(愛知工大)を4−0で下し、2連覇した。

新大関 安青錦 2場所連続V 89年ぶり快挙

大相撲初場所は1月25日、東京・両国国技館で千秋楽を迎え、新大関の安青錦(21)(本名ダニーロ・ヤブグシシン、ウクライナ出身、安治川部屋)が12勝3敗で、新関脇だった」昨年九州場所に゙続き2場所連続2度目の優勝を飾った。
安青錦は大関琴桜を本割で破り、3敗で並んだ平幕熱海富士との優勝決定戦を首投げで制した。今場所は豊昇龍、大の里の両横綱の不調で、14日目終了時点で6人に優勝の可能性があった大混戦の中、辛うじて横綱・大関陣の面目を保った。
新大関の優勝は2006年夏場所の白鵬以来で、20年ぶり9人目。新関脇と新大関での連覇は、後に69連勝の大記録を打ち立てた双葉山以来、89年ぶり2人目の快挙。3月の大阪での春場所で綱取りがかかる。

古都の冬空 朱に染める 若草山「山焼き」

奈良市・若草山(342m)で1月24日、恒例の伝統行事「山焼き」が行われた。同日夜、約600発の花火が打ち上げられた後、市の消防団員約300人が、法螺貝とラッパの合図で山裾の草地約33haへ一斉に点火。炎は山頂へ向かって燃え広がり、山肌は朱色に染まった。
今年は初めて、山焼きが間近で見られる「若草山麓ゲート内」と、県庁近くの「奈良公園バスターミナル屋上」に有料観覧エリアが設けられた。多くの観光客らは、山一面に広がった炎に魅入っていた。

「国際卓越大」2校目に東京科学大を認定

文部科学省は1月23日、世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」に東京科学大を認定したと発表した。研究力強化に向けた改造計画も今年度中に認可する予定で、東京科学大には2026年度分として百数十億円が助成される。国際卓越大認定は、2024年の東北大に続き2校目。
東京科学大は、医工連携の推進など異分野融合の研究・教育体制への転換を掲げた計画が評価された。京都大も認定候補に選ばれ、1年以内の計画修正を条件に認定される見通しだ。東京大は審査継続となった。

外国人労働者上限123万人, 国籍取得厳格化

政府は1月23日、在留管理の厳格化などを柱とする外国人政策の新たな基本方針を決定した。今夏までに土地取得に関する規制案の骨格をまとめると明記した。
2027年4月に始まる「育成就労」と既存の「特定技能」で受け入れる外国人労働者の上限数を2028年度末までに最大約計123万人とする方針も閣議決定した。
基本方針では、一部の外国人による「法やルールを逸脱する行為や制度の不適正利用に国民が不快や不公平を感じている」と指摘し、「国民・外国人の双方が安全・安心に生活し、共に反映する社会」を目指すと掲げている。
在留管理では、国籍を取得するための居住期間の要件を現行の「5年以上」から「原則10年以上」とすることを盛り込んでいる。永住許可に、日本語などを学習するプログラムの受講を義務付ける方向性も記している。

大卒の就職内定率84.6% 25年12/1時点

文部科学省」と厚生労働省は1月23日、今春卒業予定の大学生の2025年12月1日時点の就職内定率が前年同期比0.3ポイント高の84.6%だったと発表した。
男女別では、男子が前年同期から変わらず83.3%、女子が同0.7ポイント高の86.2%だった。文理別にみると、文科系が同0.1ポイント低い84.1%、理科系が同1.8歩ウント高の86.8%となった。

「国宝」米アカデミー賞 部門にノミネート

第98回米アカデミー賞の候補に、歌舞伎役者の半生を描いた「国宝」(李相日監督)でヘアメイクなどを担当した豊川京子さん、日比野直美さん、西松忠さんが、メーキャップ・ヘアスタイリング賞にノミネートされた。
このほか、「スマッシング・マシーン」で特殊メイクを手掛けた日本出身のカズ・ヒロさんも、同部門の候補に選ばれた。いずれも受賞すれば、日本出身者として6年ぶり3回目の快挙となる。
「国宝」は国際長編映画賞へのノミネートも期待されていたが、選外となった。また、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」(外崎春雄監督)も、長編アニメーション賞へのノミネートもならなかった。
最多ノミネートは「罪人たち」で、作品賞など16部門の候補となった。

中国軍艦部2人汚職か 制服組トップ調査

中国国防省は1月24日、軍制服組トップの張又侠(ジャンヨーシア)・中央軍事委員会副主席(75)と同委統合参謀部の劉振立(リウジェンリー)・参謀長(61)を重大な規律違反と法律違反の疑いで調査することを決定したと発表した。
国防省は両氏が失脚した詳しい理由を明らかにしていないが、香港メディアは張氏が汚職や側近らを統制できなかったことなどで告発されたと報じている。
張氏は中国軍ではトップの習近平主席に次ぐ地位にあり、習氏とは長年の盟友として知られてきた。いずれにしても、昨年10月の何衛東(フォーウェイドン)氏に続いて現役の副主席が失脚する異例の事態となっている。