「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

高市内閣支持率初の60%台割れ”動画”説明不十分

共同通信が6月20、21の両日実施した、全国電話世論調査によると、高市内閣の支持率が初めて60%台を割り込み、発足以来最低の55.8%だった。
また、自民党総裁選での高市首相陣営による中傷動画作成疑惑を巡り、49.7%が首相の説明は不十分と回答している。
内閣支持率は前回から5.5ポイント減少。若手層(30代以下)は支持率が13.5ポイント、女性も9.2ポイントそれぞれ下がった。不支持率は27.9%で、前回から1.1ポイント増えている。

副首都法案に憲法学者らが「違憲の疑い」指摘

日本維新の会が提起し、連立合意書に盛り込まれた関係で自民党と維新が成立をめざす「副首都構想」の関連法案をめぐり、法学者や法曹団体が「憲法違反」の疑いを指摘している。
大阪市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」の是非を問う住民投票の有権者を、大阪市民だけでなく、大阪府民に拡大するとする内容が含まれているためだ。
大阪市のことを大阪府民で決めようとする法案は、地方自治を定めた憲法92条に違反する疑いがあるのだ。
憲法92条が定める「地方自治」は、住民が自ら地域のことを決める「住民自治」と自治体が地域の行政について、国や他の自治体などから干渉を受けない「団体自治」からなるとされている。しかも、1963年の最高裁判決は「憲法で保障した地方自治の機能を法律をもって奪うことは許されない」と示している。
この判例に沿って、法学者ら専門家は「国会が大阪市の自治権を侵す恐れのある法律をつくることや、大阪府民が住民投票で大阪市民の頭越しに市のあり方を決めることが、とりわけ団体自治に抵触する疑いがある」と指摘している。

スペイン, フランスで最高気温42度超 ”熱波”

”熱波”に見舞われているスペインとフランスの各地で6月21日、気温が上昇、気象当局によると両国の最高気温はいずれも42度超に達している。
スペイン・コルドバ近郊で42.7度を記録。フランス・ボルドー周辺でも42.2度を観測した。予報ではフランス・パリは23、24の両日に40〜42度が見込まれており、6月としては異例の厳しい暑さが今週いっぱい続きそうだ。

日本 チュニジアに4−0と圧勝 決勝Tへ前進

サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会、1次リーグF組の日本は、メキシコ・モンテレイで第2戦を迎え、チュニジアと対戦した。W杯の第2戦目は苦戦の”ジンクス”を抱える日本だったが、安定した試合運びで勝ち点3を獲得、これを一気に返上し、決勝Tへ前進した。
初戦のオランダ戦から先発を4人入れ替える采配で臨み、選手層の厚さを示した。試合は、開始早々の4分に鎌田大地のゴールで先制。さらにオランダリーグで得点王(25点)の上田綺世が今大会初のゴールを決め、前半を2−0で折り返した。後半も伊東純也、そして再び上田のヘディングシュートが決まり2−0とし、合わせて4−0の圧勝劇だった。

改正介護保険法が成立 過疎地で基準緩和

改正介護保険法が6月19日、参院本会議で可決、成立した。これは中山間地域など人口過疎地域で介護サービスを維持するため、新たな仕組みを導入するもの。介護事業者の人員配置基準を緩め、それでもサービスの提供が難しい場合に、市町村の事業として実施できるようにすることが柱。
構成等同省は今後、基準や対象地域などについて議論し、2027年度の導入をめざす。
改正介護保険法は、自民党、日本維新の会、立憲民主党、国民民主党、公明党、参政党、日本保守党、チームみらいなどが賛成した。

心停止ドナーからの心臓移植を検討 移植学会

日本心臓移植学会は6月20日、心停止し死亡した人からの心臓提供に向け検討を始めたと表明した。現在、国内での心臓提供は、血流が維持されている脳死の提供者(ドナー)からに限られている。
提供件数を増やし、移植を望む患者の待機期間を短縮することをめざす。実施要件や輪f里問題がクリアできるかどうかを検討し、2027年初めまでに提言としてまとめる。
日本心臓移植学会や日本臓器移植ネットワークによると、心臓移植を待つ患者は2026年4月時点で790人。待機期間は平均約5年に及ぶ。これに対し、2025年の脳死臓器提供は146件にとどまっている。

国連 自動運転「レベル4」に初の包括的安全基準

国連は車の自動運転「レベル4」向けの初めての包括的な安全基準を策定する。「注意深いドライバーと同等以上」の安全を求める。レベル4は、特定の条件下で完全自動運転をする基準とされる。
国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)が6月23日、スイス・ジュネーブで開く会合で採択する。2027年1月に発効する見込み。
今回採択される国連の安全基準に準拠すれば、輸出先の多くで認可取得が不要になり、自動車メーカーの開発・量産を進めやすくなる。

EU 対中輸入規制を強化 巨額の貿易赤字削減へ

欧州連合(EU)は6月18、19日、首脳会議を開き、中国への巨額の貿易赤字を削減するための措置を検討するよう行政執行機関、欧州委員会に指示した。域内企業に調達先の多様化を義務付けるなど、中国を念頭に置いた輸入規制を強化する方針だ。
欧州委員会によると、EUの中国に対するモノの貿易赤字は5年間で45%増加し、2025年には約3,600億ユーロ(約66兆6,000円)に達している。フォンデアライエン委員長は、現状を「域内製造業の基盤が蝕まれており、全く持続可能ではない」と忠僕品の輸入急増を嘆いている。