「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産へ, 登録勧告

文化庁は6月6日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、イコモスが、奈良県中部の遺跡群「飛鳥・藤原の宮都(きゅうと)」を世界文化遺産に登録するよう勧告したと発表した。勧告では、選考基準である「文化的伝統や文明を伝承する物証として無二、少なくとも稀有な存在」といった基準を満たすと評価した。
韓国・釜山で7月19〜29日開かれるユネスコ世界遺産委員会で正式に登録が決まる見通し。登録されれば、国内の世界遺産は文化22、自然5の計27件となる。
飛鳥・藤原の宮都は、6世紀末〜8世紀初頭の19の資産で構成される。中心となる資産は「大化の改新」の舞台となった飛鳥宮跡(所在地:奈良県明日香村)と、その後に造営された日本初の本格的都城「藤原京」の中心だった藤原宮跡(同奈良県橿原市)。710年、元明女帝が平城京に遷都するまで政治や文化の中心地だった。

25年の子ども出生率1.14 10年連続最低更新

厚生労働省が6月3日発表した2025年の人口動態統計(概数)によると、1人の女性が生涯で産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.14にとどまった。2024年の1.15から0.01ポイント下がり、過去最低を更新した。低下は10年連続となった。
2025年に国内で生まれた日本人の子どもは67万1,236人で、2024年より1万4,937人(2.2%)減少している。

政府 外国人の「育成就労」でタイと協力覚書

出入国在留管理庁は6月4日、外国人の技能実習に代わり2027年4月に始まる就労制度「育成就労」について、日本がタイ政府と協力覚書を交わしたと発表した。日本とタイで協力し、技能実習運用時に見られた、高額な手数料を徴収するといった不正な仲介業者を排除する。
新たな育成就労制度を巡り、人材を送り出す側の国と覚書を結ぶのは初めて。政府は育成就労の外国人に関し、同様の協力覚書を結んだ国からのみ受け入れる方針。2026年度中に他の国とも覚書を交わす予定。

住宅リースバック解約や更新可否の告知必須に

国土交通省は、近年増加している持ち家の売却後も賃貸で住み続けられる”リースバック”契約時に、不動産業者が利用者にとって重要な情報を、故意に伝えないことを禁止する。リースバックの運用で、相場より借り主に不利だったり、中には退去を迫れれたりするといったトラブルが増えていることに対応する。
トラブルの発生を防ぐため、賃貸契約を交わす前に、解約条件や家賃、更新の可否などの告知を求めるガイドラインを夏までに策定する予定。

村上宗隆 MLB5月の月間最優秀新人に選出

MLBホワイトソックスの村上宗隆選手(26)が6月3日、ア・リーグの5月の月間最優秀新人に選ばれた。プロ野球(NPB)ヤクルトから移籍し、打率2割4分4厘、8本塁打、18打点をマークした。
村上はここまで57試合に出場し、打率2割4分、20本塁打、41打点の実績を残している。5月30日に右太もも裏の張りで10日間の負傷者リスト(IL)に入っている。

九州北部, 近畿, 中国地方で梅雨入り 西日本全域

気象庁は6月4日、九州北部、中国地方、近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表した九州北部は平年と同じで、中国地方と近畿地方は平年より2日早く、いずれも昨年より3週間ほど遅い。
気象庁はこれまでに、5月上旬に奄美と沖縄地方、6月1日に九州南部、2日に四国がそれぞれ梅雨入りしたとみられると発表している。

歌手菅原洋一さん死去92歳「知りたくないの」

日本歌手協会は6月2日、ヒット曲「知りたくないの」「今日でお別れ」などで知られる歌手の菅原洋一さんが悪性リンパ腫のため東京都内の病院で亡くなったと発表した。本人、遺族の希望により家族葬を執り行ったという。現在、お別れの会は予定していない。
菅原さんは今年の4月6日まで、東京・上野のライブ会場でコンサートを開催。代表曲「知りたくないの」や「忘れな草をあなたに」はじめ、シャンソンの「さよなら」「マイ・ウェイ」など11曲を力強く歌い上げ、生涯現役を全うした。1933年8月21日生まれ。兵庫県加古川市出身。

トランプ政権 建設・農機の関税25%→15%に

トランプ米政権は6月1日、フォークリフトやコンバインなど建設・農業機械の鉄鋼・アルミニウム関税を25%から15%に、期間限定で引き下げると発表した。引き下げは米東部時間6月6日午前0時1分(日本時間午後1時1分)に実施する。期間は2027年末までの一時的な措置としている。引き下げの対象となるのは、フォークリフト、ブルドーザー、ショベルカー、コンバインなど。

はしか患者 26年累計500人超 最多ペースに迫る

国立健康危機管理研究機構は6月2日、全国の医療機関から報告された2026年のはしかの累計患者数(速報値)が511人になったと明らかにした。過去10年で突出して多かった2019年(744人)の同時期に迫るペースで増えている。
都道府県別でみると、累計患者数が最も多いのは東京の253人で、全体の約半数占めている。以下、神奈川47人、埼玉38人、鹿児島34人、愛知28人と続いている。
はしかの原因の麻疹ウイルスは感染力が非常に強く、重症化の例もあり、厚生労働省は感染が疑われた場合、まず電話で医療機関に相談するよう求めている。