聴覚障害者による国際スポーツ大会「デフリンピック東京大会」は第5日の11月19日、陸上男子400m決勝で山田真樹が47秒61の日本デブ新記録で優勝した。今大会全競技を通じて日本勢第1号の金メダル。
山田は、2017年サムスン(トルコ)大会の男子200m,同400mリレー以来となる自身8年ぶりの金メダルに輝いた。
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がん5年生存率 前立腺94.3%で最高
10月訪日外国人客389万人 10月の最高更新
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、10月の訪日外国人客数は前年同月比17.6%増の389万6,300人に上った。2024年10月の331万2,193人を58万人以上上回り、10月として過去最高を更新した。この結果、1〜10月累計では前年同期比17.7%増の3,554万7,200人となった。
10月の主要国・地域の動向をみると、韓国が前年同月比18.4%増の86万7,200人、中国が同22.8%増の71万5,700人、台湾が同22.4%増の59万5,900人だった。
主要国・地域の1〜10月累計をみると、中国が前年同期比40.7%増の820万3,100人となったほか、韓国が同6.4%増の766万800人、台湾が同11.2%増の563万2,600人となっている。
「人口戦略本部」初会合 人口減 最大の問題
政府は11月18日、人口減少問題に対処するため、高市首相をトップとする「人口戦略本部」の設置を閣議決定し、首相官邸で初会合を開いた。首相は「我が国最大の問題は人口減少だ。誰もが自ら選んだ地域で住み続けられる社会を実現するため、対策を推進する」と強調。
具体的には①社会保障改革の推進②子育て支援策の実行③地方経済の再生と成長④外国人受け入れに関する調査資料の態勢構築ーーなどを挙げている。論点が内閣府や厚生労働省など複数の府省庁にまたがるため、城内成長戦略相に全体を統括させることも指示した。
総務省の推計では、2024年10月1日時点の日本の総人口は1億2,380万2,000人で、14年連続減少している。そして、2070年には約8,700万人になると推計されている。
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中国 日本産水産物輸入を停止 対日圧力
「鬼滅の刃」邦画初の興収1,000億円
特区民泊 大阪26年5月で新規 終了を提案
政府は11月17日、東京都内で国家戦略特別区域会議を開いた。大阪市と大阪府が周辺住民との騒音やゴミなどでトラブルが大きな問題となっている「特区民泊」を巡り、個人や事業者からの新規申請の受け付けを2026年5月29日で終了することを提案した。特区民泊の区域計画の変更には、首相の認定を得る必要があり、政府は11月末頃にも正式に判断する。
5月29日での新規受付終了を提案したのは大阪市と、大阪府が所管する29市町村。ただ、同府の中核市、八尾、寝屋川両市は、即時の受け付け終了を提案した。
特区民泊は9月末時点で、東京都大田区や大阪府、北九州市など8自治体に7,492施設あり、このうち大阪市には94%(7,068施設)が集中している。
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クマ被害 21都道府県196人, 4〜10月最悪
環境省は11月17日、今年4〜10月のクマによる被害者数は21都道府県の196人(速報値)に上ったと発表した。記録が残る2006年度以降の同期比では2023年度の18道府県の182人を上回って過去最悪となった。
被害者数を都道府県別でみると、秋田の56人が最も多く、岩手34人、福島20人、長野15人、新潟13人と続いている。クマに襲われたことによる死者は13人(11月17日時点)で、6人だった2023年の2倍以上になっている。
時期別にみると、10月は88人が被害に遭い、9月の39人の倍以上となっている。同省は急増した要因について、エサとなるドングリなどが不作で、食べ物を求めて市街地への出没が相次いだためとみている。