「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

沖縄県知事に古謝氏 2期8年の現職破る 暮らし・経済が先決

9月13日投開票の沖縄県知事選は自民、維新、国民民主、参政など6頭が推薦した新人の古謝玄太氏(42)が、2期8年、沖縄県政を担った現職の玉城デニー氏(66)を破り、当選した。これにより、日本政府は有事に自衛隊が利用する南西諸島の空港や港湾の指定を進めやすくなり、12年ぶり保守系知事との協力を急ぐ。
沖縄の有権者は、米軍普天間基地(所在地:宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対に固執する玉城氏より、すでに法的に処理され、工事が進んでいる辺野古移設を容認し、沖縄県民の日々の暮らし・沖縄経済の活性化、そして子育て支援を訴え、県政を前に進めたいと訴えた古謝氏を選択した。

18~34歳未婚者「一生結婚しない」初の2割超え 子ども2人割る

国立社会保障・人口問題研究所は9月11日、2025年の出生動向基本調査を公表した。18~34歳の未婚者のうち「一生結婚するつもりはない」と回答した人の割合が男女ともに調査開始以来初めて2割を超えた。また、希望や理想の子ども数も減少が続いた。
結婚を望まなない割合は、男性で24.0%、女性で21.5%だった。ただ、「いずれ結婚するつもり」と答えた人は男性が75.1%、女性が77.8%にとどまり、初めて8割を切った。
出産意欲の低下も続いている。夫婦が理想とする子どもの人数は、2021年の前回調査の平均2.25人から0.07人減って2.18人となった。夫婦が予定している子どもの数は1.95人と、集計開始以来初めて2人を割り込んだ。
結婚機関0~4年の夫婦は理想、予定の子ども数が、ともに2人を下回っている。結婚機関が15~19年の夫婦の最終的な子ども数は1.86人と過去最低を更新した。

水星 半径10km以上縮む 地表の”しわ”新解析で判明 北大

北海道大学の研究チームは、水星が約46億年前に誕生して以降、内部が冷えるのに伴って、半径が10km以上縮んでいたことを突き止めた。この論文は9月10日、米科学誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ」に掲載された。
現在の水星の半径は約2,440km。米探査機メッセンジャーなどによる観測で、水星の地表には収縮に伴って生じた、”しわ”のような地形が多数存在することが分かっている。
研究チームは今回、隕石衝突などで生じる水星表面の凹凸の程度(ラフネス)を数値化、収縮地形の分布と比較した。その結果、クレーター付近などラフネスが高いところは収縮地形が少ない傾向が判明。これを考慮に入れて補正すると、半径は12km近く縮んでいたことが分かった。

ベネチア国際映画祭 金獅子賞は「ウーマン・アンノウン」

世界三大映画祭の一つ、第83回ベネチア国際映画祭の授賞式が9月12日夜(日本時間13日未明)行われた。コンペティション部門の最高賞の金獅子賞にメイ・エルトーキー監督のデンマーク、スウェーデンなごの合作「ウーマン・アンノウン」が選ばれた。
日本の是枝裕和監督の「ルックバック」、塚本晋也監督の「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」両作品の受賞はならなかった。
「ウーマン・アンノウン」は、戦後のデンマークを舞台に、ナチスに協力した過去を暴かれることを恐れる女性たちの姿を通じて、戦争がもたらす”傷”を描いた作品。

小惑星「リュウグウ」は太陽系初期の天体の残骸 北海道大

北海道大学などの国際研究チームは、「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った試料の年代の分析結果を公表した。試料に含まれるマンガンとクロムの放射性同位体を調べた結果、約45億6,530万年前にできたことが分かった。このことから、リュウグウは、太陽系ができた初期段階の天体の残骸だった可能性があるという。これらの成果は、米科学誌「サイエンス」に掲載された。

AI”暴走”の脅威 開発減速へ協調訴え アンソロピックCEOら

米アンソロピックのダリオ・アモディCEO(最高経営責任者)やオープンAIのサム・アルトマンCEOは9月12日、加速するAI(人工知能)開発がもたらす、AIの”暴走”の脅威が差し迫っているとの認識のもと、開発の減速へ協調すべきだと訴えた。
ダリオ・アモディCEOは、対応を誤れば半年から1年以内に、ネット全体が乗っ取られる恐れもあるーーと警告している。

森本レオさん死去83歳 穏やかな語り口のナレーションで人気

クイズ番組をはじめ様々なエンターテインメントテレビ番組で穏やかな語り口のナレーションで人気を博した俳優の諸本レオ(もりもと・れお、本名:森治行=はるゆき)さんが9月4日、亡くなった。83歳だった。死因について、所属事務所は「原因不明の突然死」と説明している。名古屋市出身。葬儀は家族のみで執り行った。

2035年ラグビーW杯 日本再招致 22施設が会場に立候補

日本ラグビー協会は9月9日、東京都内で理事会を開き、再招致を目指す2035年ワールドカップ(W杯)の試合会場に16都道府県の22施設が名乗りを上げたと報告された。協会は候補地を絞り込み、30日までに、立候補ファイルを国際統括団体ワールドラグビー(WR)に提出。WRが会場を決める。

高度AI開発の是非で論争 アンソロピックなどで抗議の辞職

米アンソロピックやオープンAIなどの研究者や職員が、高度なAI(人工知能)開発に突き進む自社の危険性に抗議して、相次いで辞職。これに同調する声が広がり、ネット上で高度AI開発の是非について論争を巻き起こしている。
アンソロピックのAI研究者、ジェイコブ・コクソン氏は9月8日、辞職したと明かした。同氏はオープンAIとアンソロピックの両社で”事前学習”と呼ぶAI開発の主要部分に携わった人物だ。高度AI開発現場の最前線で戦ってきた研究者の声は重い。