神戸市はNTTドコモと連携して、市内の特別養護老人ホームでAI(人工知能)活用の実証実験を始めた。特殊な電波を発する小型のセンサーを入所者の部屋に設置し、ベッドの上にいるかどうかや、呼吸、心拍数などを画面でモニターする。集まったデータはAIを使って解析され、睡眠のリズムや健康状態の変化などを遠隔から把握できるようになるという。実験は8月末まで行われ、神戸市は効果が実証されれば、一人暮らしの高齢者宅にも広げていきたいとしている。深刻な人手不足が続く中、介護現場の負担軽減を図ろうという試み。
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JALと滴滴出行 19年夏に共同プロジェクト第一弾スタート
日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)と、中国でワンストップ移動プラットフォームを展開する滴滴出行(ディディチューシン)(本社:中国・北京市、以下、DiDi)は7月26日、中国、日本双方で新たなサービスの提供に向けた共同プロジェクトに取り組むと発表した。両社のプロジェクト第1弾として、JALの中国発海外行きビジネスクラス航空券を購入顧客に「JAL×DiDi 空港送迎・タクシー配車提携キャンペーン」を展開する。中国国内では北京、上海、広州の各空港でDiDiの最高級配車サービス「DiDi LUXE」で送迎サービスを提供し、日本国内ではJAL専用割引クーポンを設定し、タクシーでの移動をサポートする。同キャンペーンの実施期間は2019年9月1~10月31日。
日野自 タイで115億円投じ新たな車両開発・生産拠点
ダイダン 慶應義塾大学と共同で再生医療普及へ大部屋型CPFの研究開始
商船三井 ジャカルタでインドネシア法人創業25周年パーティ、事業に幅
人々の暮らしに溶け込んだ「浮世絵ねこの世界展」
クールジャパン機構 民間主導でテコ入れ新戦略
インドネシア国際オートショー 今年の来場者は47万人
働き方改革で若い世代中心に残業時間減少、東京都23区で
内閣府の調査によると、若い世代を中心に働き方改革で残業時間が減り、外食やショッピングに時間を充てているとみられることが分かった。これは内閣府がNTTドコモの基地局を通じて、東京23区内のエリアごとにスマートフォンや携帯電話の数を計測したビッグデータを使って分析した結果、分かったもの。23区全体で昼間の滞在人口が、働く人の増加を反映して前年に比べ2.3%増えたのに対し、夜間の人口の伸びは1.2%にとどまり、帰宅時間が早くなっていることがうかがえる。年齢別にみると20代では昼間の伸びが3.9%だったのに対し、夜間は2.7%にとどまった。30代は夜間が2.6%減少した。エリア別にみると、金融業などが多いオフィス街では昼間の人口に比べて夜間の人口が大きく減った一方、飲食業などが多い繁華街では夜間の人口はあまり減っていなかったという。