明治機械(本社:東京都千代田区)は11月26日、子会社の明治機械(徳州)有限公司(本社:中国山東省徳州市)が、新たに韓国製粉会社に製粉ロールの販売を開始したと発表した。同子会社はこれまで中国国内、日本およびタイ向けに販売してきたが、今回新たに韓国への販売に乗り出した。これにより明治機械グループはアジア4か国の製粉会社にロールを提供することになる。今後はさらに提供先を広げ、海外向け年間売上高1億円を目指す。さらに穀物粉砕や飼料配合に関する製品・プラント・技術も積極的に海外展開していく。
月別アーカイブ: 2019年11月
外国企業の日本への投資 初の30兆円突破,5年連続最高を更新
75歳以上の病院などの窓口負担2割に引き上げ検討 政府
京都・嵐山で室町時代の酒造工房?の遺構見つかる
京都市右京区の、かつての天龍寺の境内があった場所で、室町時代の清酒造りの工房とみられる遺構が見つかった。マンションの建設工事に伴い、2018年5月から発掘調査を行っていた民間調査会社が見つけた。見つかったのは酒を保管する甕(かめ)の破片や、甕を固定していたとみられる穴などのほか、木製の柱2本。柱はそれぞれ直径30cmと45cm、長さが50cmと1mで、調査会社は枡(ます)に入ったもろみを重い石を使って搾る酒造りの技法に使われたとみている。 これらはおよそ600年前の室町時代につくられたと推定され、規模や出土品から清酒を造る工房だった可能性が高いという。清酒工房はこれまで、兵庫県伊丹市で見つかった江戸時代初期のものが最古とされていた。今回正式に確認されれば、300年近く酒造工房の歴史が遡ることになる。
日本郵船 インドネシア国営Pertamina子会社とエネルギー輸送で協定の覚書
NEC 次世代工場へ「ExpEther」の無線IPコアのライセンス提供を開始
エア・ウォーター Lindeインディア社の産業ガス事業の一部譲受
JOLED 有機ELの量産ライン完成 20年中に月間2万枚目指す
有機ELパネル開発のJOLED(ジェイオーレッド、本社:東京都千代田区)は11月25日、能美事業所(石川県能美市)の工場に有機ELディスプレーの量産ラインが完成したと発表した。世界で初めて印刷方式による量産が可能になる。同日からサンプルの試作を始めており、2020年中に月間2万枚の量産出荷を目指す。 有機ELは蒸着による製法が一般的だが、10~32インチの中型ディスプレーの量産は難しかった。そこで、同社は基板に有機EL材料を印刷する方式で克服した。これにより軽量で薄くて曲げることができる有機ELを事業化することになった。医療用モニターや車載ディスプレー向けを予定している。 JOLEDは2015年、ソニーとパナソニック有機ELディスプレーの開発部門を統合して設立。能美事業所はジャパンディスプレイ(JDI)から譲り受け、2018年7月に開設された。
介護費 初の10兆円超え サービス利用者は最多の517万人
奈良・御所市の弥生時代の遺跡で大規模な水田跡見つかる
奈良県橿原考古学研究所の調査によると、同県御所市の弥生時代の遺跡で大規模な水田の跡が見つかった。この発見で、弥生人に稲作が始まった初期のころから、灌漑施設を完備した大規模な水田を作る技術があったことが裏付けられた。 今回同市の中西遺跡で新たに410区画、約3,500㎡の水田が見つかった。隣の秋津遺跡と合わせると、その広さは4万3,000㎡に上るという。水田の跡はなだらかな傾斜地に直線的に伸びてきていることから、棚田ような形状だったとみられ、田んぼの大きさは約9㎡と当時としては一般的な規模。周りでは灌漑用の畦(あぜ)や水路の跡も見つかり、大きいものでおよそ26cmの当時の人々の足跡も残されていた。