関西4月企業倒産142社 7カ月連続で増加 物価高と人手不足で

帝国データバンク関西支社のまとめによると、4月に関西で倒産した企業の数は前年同月比0.7%増の142社(負債額1,000万円以上)だった。物価高や人手不足が主要因。倒産企業が前年同月比で増えるのは7カ月連続。負債総額は前年同月比15.9%減の113億9,700万円だった。
倒産企業を業種別にみると、飲食店を含むサービス業が43社、食品業と繊維業がそれぞれ12社などとなっている。
今後について同社では「中小企業向けの実質、無利子・無担保の、いわゆる”ゼロゼロ融資”の返済が7月以降、本格的にスタートすることで、経営断念する企業も増えてくるだろう」とみている。

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