信長「楽市楽座」の掟書 滋賀近江八幡市で修復終え公開

織田信長が城下町での商人の自由な営業を許可した「楽市楽座」の決めごとを記した「安土山下町中掟書(あづちさんげちょうちゅうおきてがき)」が、約1年の修復を終えて滋賀県近江八幡市の博物館で公開されている。
掟書は、安土城の建設に着手した翌年に出されたもので、①城下町全体を楽市楽座とする②物品の売買時、盗品と知らなかった場合は罪に問わないーなどの取り決めが細かく規定され、文末には信長の朱印が押されている。掟書は11月19日まで展示されている。

タグ: