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三菱自 高知県と災害時協力協定 生活家電への給電に電動車活用

三菱自動車工業(本社:東京都港区)は11月11日、高知県および高知三菱自動車販売と災害時協力協定を締結したと発表した。災害発生時に同社製の電動車を速やかに提供できる体制づくりを、2022年度までに全国の自治体と目指す「DENDOコミュニティサポートプログラム」の一環。今回の高知県は7例目。                                                        三菱自動車は9月の台風15号で被災、大規模停電が発生した千葉県内の福祉施設などに12台のプラグインハイブリッド電気自動車「アウトランダーPHEV」を貸し出し、当該地域の周辺住民には生活家電への給電等に活用された。

「独身の日」2019年アリババの取引額4兆円超で過去最高を更新

11月11日、中国最大のネット通販セール「独身の日」で、2019年のアリババ集団の取引額が2,864億元(約4兆1,000億円)となり、2018年実績の2,135億元(約3兆4,800億円)を上回り、過去最高となった。アリババが11月12日発表した。国別の輸入品売上高ランキングでは日本が1位、米国が2位。日本はユニ・チャームのおむつや資生堂の化粧品などが引き続き人気を集めた。                                                                                 独身の日のセールはネット通販大手のアリババ集団が2009年に始めたもので、世界中の企業が出展。セール開始以来、毎年過去最高を更新している。

ニッスイ,12の大学など スケソウダラタンパク質に骨粗しょう症改善効果

日本水産(本社:東京都港区、以下、ニッスイ)の食品機能科学研究所は11月11日、2018年3月にスケソウダラタンパク質研究会を設立し、愛媛大学、東京大学、早稲田大学など12の大学や研究機関と共同研究を行ってきた研究結果を、第6回日本サルコペニア・フレイル学会大会(2019年11月9~10日、新潟コンベンションセンター朱鷺メッセ)で発表した。                                                                                                                       この中で①ラットにおいて、スケソウダラタンパク質の摂取により骨密度が改善されたことから、骨粗しょう症改善効果があることが示唆された②朝のスケソウダラタンパク質摂取は高齢女性の骨格筋量増加に有効であることが示唆された-などラットで、スケソウダラタンパク質摂取はサルコペニアの予防・改善に有効であると考えられると報告した。

信州大と東芝が共同研究 生分解性リポソームでがんの遺伝子治療へ応用

信州大学(所在地:長野県松本市)の研究グループと東芝(本社:東京都港区)は11月11被、ナノサイズのカプセルの生分解性リポソームによって遺伝子を細胞に運ぶ技術をがんの遺伝子治療に応用する共同研究を開始したと発表した。生分解性リポソームは、標的となる細胞にカプセル内の治療遺伝子を効率よく運ぶことが可能で、また量産にも適していることから、適用範囲の拡大も期待できるという。

ミキモト 西日本初の路面旗艦店「大阪心斎橋店」開業,大阪2店目

ミキモト(本社:東京都中央区)は11月8日、西日本初の路面旗艦店として商業集積地である大阪・心斎橋に11月7日、「大阪心斎橋店」をオープンしたと発表した。西日本の直営店として、大阪梅田店に続く2店舗目となる。大阪心斎橋店(所在地:大阪市中央区)の店舗面積は約303.61㎡、営業時間は12時~20時。

愛知海運 KLにマレーシア現地法人設立

港湾運送・荷役事業、倉庫業などを手掛ける愛知海運(本社:名古屋市港区)はこのほど、バイオマス燃料の事業拡大に向けて、現地法人「AICHI KAIUN(MALAYSIA SDN.BHD.)」をマレーシアに設立し、クアラルンプール(KL)市内に事務所を開設したと発表した。同社の海外拠点は中国(上海・大連・天津)、タイ(2カ所)に次ぎ6拠点目。

直江兼続の,秀吉の人使いのうまさ伝える書状見つかる,伏見城築城現場で

戦国武将、上杉景勝の家臣の直江兼続(なおえかねつぐ)の、豊臣秀吉の気さくで人使いのうまさを伝える書状が見つかった。書状は、伏見城普請に派遣されていた兼続が、京に向かう途上の主君・景勝の随行者とみられる人物に宛てたもの。この中で、伏見城(所在地:現在の京都市伏見区)築城の工事現場に秀吉が自ら赴き、現場の作業員一人一人に声をかけた様子が記されている。                                                                      文禄3(1594)年の4月2日付で書かれ、兼続の花押がある。兼続は築城現場の様子を報告するとともに、「昨日も大(太)閤様御覧なされ候(そうろう)、普請衆何(いずれ)二も、御言葉を被下(くだされ)候」(文意:昨日も秀吉様が工事をご覧になりました。工事をしている者たちに直接言葉をかけて下さいました)と、現場の士気を高めるための気配りを見せた様子を記している。                                                                                                東大史料編纂所と新潟県立歴史博物館などの共同調査で確認された。

高齢者用超小型EV購入に経産省が補助金検討 買い物の交通手段

自動車メーカーが開発を進めている1~2人乗りの超小型電気自動車(EV)に、経済産業省が普及を促すため購入時の補助金支給を検討していることが分かった。これは、高齢ドライバーにより頻発する深刻な交通事故対策と、地方で過疎化の進行に伴い公共交通網がなくなり、高齢者を中心に日々の暮らしに必要な生鮮品・生活雑貨品調達の交通手段がなくなっていることから、こうした人たちの買い物の際の”足”として利用してもらうことを想定している。                                                                                            扱いやすい超小型EVは、安全性が高い新たな移動手段として期待されている。軽自動車より小回りが利き、運転もしやすく速度も必要以上には出ない設計だ。

兵庫・三田市の「就職氷河期」世代の採用、応募者400倍超

兵庫県三田市によると、30代半ばから40代半ばの「就職氷河期」世代支援の一環として、正規職員に採用するため募集したところ、「1人程度」の定員に対し、全国から427人の応募が寄せられたという。同市では12月から年明けにかけて、筆記や面接の試験を行うことにしている。採用されれば、2020年4月から正規職員として働くことになる。

神戸港で過去最多の400kgのコカイン押収、末端価格で80億円

神戸港に10月入港した貨物船のコンテナからおよそ400kgのコカインが見つかり、神戸税関などが押収していたことが分かった。国内で1度に押収されたコカインの量としては過去最多で、末端の密売価格でおよそ80億円分に上るという。税関や兵庫県警察本部などでは国際的な密売組織が関わっている疑いがあるとみて捜査している。