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関電 第三者委を設置、問題の徹底調査と対応検証へ

関西電力(本社:大阪市北区)は、経営幹部ら20人が同社の原子力発電所がある福井県高浜町の森山栄治元助役から、およそ総額3.2億円の金品を受け取っていた問題で、外部の弁護士などからなる第三者委員会を新たに設けることになった。より徹底した調査や、当事者ら会社の一連の対応を検証することにしていて、年内をめどに調査結果を受けて、経営トップが進退を含めた責任について改めて判断することにしている。

スズキとNTTコム 高齢者見守りサービスに向け実証実験開始

スズキ(本社:静岡県浜松市)とNTTコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、以下、NTT Com)は10月2日、ハンドル形電動車いす「セニアカー」の状態をIoTでリアルタイムに確認し、異常を知らせるサービスの実証実験を実施すると発表した。実証実験は全国でスズキのセニアカー数十台をを使い、10月末まで実施する予定。両社はセニアカーと、その利用者の状態を見守るサービスを通じて、高齢者が安心して移動できる社会の実現に貢献する。

正倉院で「開封の儀」、10/26から41件の宝物の正倉院展

奈良市の正倉院で10月1日、宝物の点検や調査のため年に一度、部屋の封印を解く「開封の儀」が行われた。正倉院事務所長の先導で、宮内庁の職員や東大寺の僧侶らが手や口を清めた後、宝庫の中に入った。正倉院はこれからおよそ2カ月にわたり、宝物の点検や調査などが行われる。これに合わせ奈良国立博物館で10月26日から「正倉院展」が開かれ、初出展の4件を含む41件の宝物が公開される。また、今年は令和天皇の即位を記念して、一部の宝物が10月14日から東京国立博物館でも公開される。正倉院では、奈良時代に造られた校倉造りの正倉に入っていた聖武天皇の愛用品や東大寺ゆかりの宝物などおよそ9,000点が宝庫と呼ばれる建物に移され保管されている。

スカイドライブ 19年内に「空飛ぶクルマ」の有人飛行 試験実施

「空飛ぶクルマ」を開発しているSkyDrive(スカイドライブ、所在地:東京都新宿区)はこのほど、新たに15億円の資金調達を完了し、2019年内に有人飛行試験を実施すると発表した。投資ファンドからの第三者割当増資引き受けや自治体の助成金などで資金を調達した。これらの資金は試作機の部材・製作および人材などの開発費用に充てられる。空飛ぶクルマは新たな都市交通手段として注目され、すでにドイツ、欧州、中国などで有人飛行試験が行われており、成功すれば国内で発の有人飛行になるとみられる。

ビケンテクノ シンガポールのLHE社を子会社化

ビケンテクノ(本社:大阪府吹田市)は9月30日、連結子会社のSHINGAPORE BIKEN PTE.LTD.(以下、SB社)が、シンガポールでエアコン設置工事およびその他付随事業を行うLEONG HUM ENGINEERING PTE.LTD.(以下、LHE社)の全株式を取得し、子会社化することで、株式譲渡契約を締結したと発表した。取得価額は非公表。株式取得完了日は2020年8月31日の予定。

19年の世界貿易予測1.2%増へ大幅下方修正 WTO

世界貿易機関(WTO)は10月1日、2019年の世界貿易量予測を前年比1.2%増へ大幅に下方修正した。4月に発表した同2.6%増から半分以下の増加にとどまる。2020年も同3.0%増から2.7%増に減速する見通しを示した。原因は米中貿易摩擦で、この激化・長期化により影響が長引く可能性があるとしている。

トランコム シンガポールのビル清掃SS社を子会社化

物流サービスのトランコム(本社:名古屋市東区)は9月30日、シンガポールのぼビルクリーニング会社、Sergent Services Pte Ltd(以下、SS社)の発行済み株式の90%を株主から取得することで合意、同日付で株式譲渡契約を締結すると発表した。取得価額は概算11億6,500万円(アドバイザリー費用6,400万円を含む)。株式譲渡実行日は10月28日の予定。

香港警察 4カ所でデモ隊に実弾6発発砲 逮捕者180人以上

香港警察は10月2日未明、激しさを極めた1日のデモ隊との衝突に絡み、合わせて4カ所で6発の実弾を発砲したと明らかにした。そのうち、1発は18歳の男子高校生にあたり、一時重体に陥ったが、命を取り留めた。残りの5発は威嚇射撃で、けが人は出ていないとしている。また、1日のデモ隊の暴動や違法集会などの疑いで180人以上を逮捕した。

スズキ インドで新型の小型SUV「エスプレッソ」発売

スズキは9月30日、インド子会社のマルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ社)が、新型の小型SUV「S-PRESSO(エスプレッソ)」を発売したと発表した。エスプレッソは新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」のKプラットフォームに1.0Lガソリンエンジンを搭載することで、軽量・高剛性の車体との組み合わせにより、優れた低燃費と高い走行性能を実現した。インドで2020年4月に導入される新しい排ガス規制(BS6)に対応している。生産はマルチ・スズキ社のマネサール工場で行われ、同社のアリーナ店を通じて販売する。

CTC FTPジャパンと連携しアジャイル開発を推進

伊藤忠テクノソリューションズ(本社:東京都千代田区、略称:CTC)は9月30日、FPTジャパンホールディングス(東京本社:東京都港区、以下、FPTジャパン)と業務提携し、アジャイル開発の体制を強化して、アプリケーション開発ビジネスのさらなる拡大を目指すと発表した。アジャイル開発は、最小限の計画でスタートし、状況に応じて必要な機能だけを順次実装していくことで、環境の変化に対応した最適なアプリケーションを俊敏に開発する手法。今後両社でトヨタシステムズ、トヨタ自動車およびトヨタグループ向けに開発サービスを提供し、自動車産業、そして製造業の顧客を中心としてさらなる展開を図っていく。                                                                                                               FPTジャパンは、従業員数約2万8,000人で2018年に創立30周年を迎えたベトナム最大手のICT企業FPT Corporationで、広範囲のITサービスをベトナム国外を中心とした全世界の顧客に提供しているグループ企業FPT Software Company Limited(本社:ベトナム・ハノイ、以下、FPTソフトウェア)の日本法人。

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