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大坂なおみ選手に大阪府から感動大賞、市長特別賞を贈呈

大阪市出身で、2018年全米オープンと2019年全豪オープンで優勝という快挙を達成した女子テニスの大坂なおみ選手(21)に9月16日、大阪府・市から特別賞が贈呈された。大阪府の吉村洋文知事から感動大阪大賞、大阪市の松井一郎市長から市長特別表彰がそれぞれ贈られた。両賞は、国際試合などで活躍し、府民や市民に深い感動を与えた地元ゆかりのスポーツ選手らに贈られる。

足利義満ゆかり「花の天井」一般公開 京都・平岡八幡宮

室町時代の三代将軍、足利義満ゆかりの京都市右京区の平岡八幡宮で、四季折々の草花が描かれた「花の天井」が一般公開されている。この秋の一般公開は12月1日まで。平岡八幡宮の本殿の天井には義満の邸宅「花の御所」に咲いていたとされる四季折々の草花が描かれており、「花の天井」と呼ばれている。44枚の天井板一つ一つには、義満が中国の明との貿易で取り寄せたとされるブドウやザクロ、京都の山々を彩る赤く色づいたカエデの葉など、いろいろな種類の花が色鮮やかに表現されている。

大阪市のオフィス不足深刻に 8月末の空室率1.29%

オフィス賃貸の仲介会社、三幸エステートの調べによると、大阪市内の8月末時点のオフィスの空室率は1.29%で前の月を0.01ポイント下回り、これまでで最も低くなった。これは、今年に入ってから大規模なオフィスビルの供給がないこと、古くなったビルを建て替える動きが加速していることで、オフィスの供給面積が減少しているためだ。また、政府が掲げる働き方を受け、企業がリフレッシュコーナーや共有スペースを新たに設けるケースが増えて、そうした需要が高まっていることもオフィススペース不足に拍車をかけているという。大阪市内で現在建設中の大規模なオフィスビルが新たに完成するのが2022年以降になるため、当面大阪市内のオフィス不足は続くとみられる。

和歌山県串本町沖 トルコ軍艦沈没事故から129年 追悼式典

トルコの軍艦「エルトゥールル」が明治23年9月16日、和歌山県串本町の沖合で沈没し乗組員500名以上が亡くなった事故から129年となる9月16日、串本町の慰霊碑の前で犠牲者を追悼する式典が行われた。式典には日本と、駐日トルコ大使館のハサン・ムラット・メルジャン特命全権大使らトルコの、両国関係者などおよそ120名が参列した。  この事故の際、地元の住民が乗組員の救助にあたり、69名の命が救われたことから、その後日本とトルコが友好を続ける礎の一つになったとされている。

郭台銘・鴻海精密工業前会長 台湾総統選出馬見送りを発表

2020年1月に実施される台湾総統選をめぐり、鴻海精密工業の郭台銘前会長(68)は9月16日、出馬を見送るとの声明を発表した。郭氏は7月に行われた国民党予備選で韓国瑜・高雄市長(62)に敗れたため9月12日、同党に離党届を提出。総統選には無所属での出馬を準備していた。ただ、今回総統選への出馬を見送るとの声明を出したが、郭氏は「総統選に出馬しないからといって、政治に関わることを諦めたわけではない」と含みを残した発言をしている。

電源開発 マレーシア・マラコフ社と戦略的提携の覚書

電源開発(本社:東京都中央区、以下、Jパワー)は9月13日、マレーシア最大のIPP(独立系発電事業者)のMalakoff Corporation Berhad社(以下、マラコフ社)との間で、両社による新規案件の共同開発の検討等について定めた戦略的提携に関する覚書を締結したと発表した。マラコフ社はマレーシアに拠点を置き、同国内に持分出力約591万KWの発電設備を保有するほか、中東、北アフリカ等の複数の海外地点で発電・造水プロジェクトに出資している。Jパワーは、今回の覚書に基づきマレーシアやその周辺国での新規案件の開発に取り組み、目標として掲げている2025年度の海外持分出力1,000万KWの実現目指して海外発電事業を推進していく。

F&P ミャンマー・ヤンゴンに近郊型オフィス併設物流施設1期完成

商業と物流のトータルマネジメントを手掛けるフクダ・アンド・パートナーズ(本社:東京都中央区、略称:F&P)は9月12日、ミャンマーのヤンゴン市タケタ地区で、2017年秋の不動産長期賃借交渉成立を経て開発を進めてきた、ヤンゴン市では初となる冷凍冷蔵倉庫を併設した物流不動産「近郊型オフィス併設物流施設(B棟、1期工事)」が完成したと発表した。これを受け同日、在ミャンマー日本大使館、ミャンマー日本商工会議所、その他関係各社からの来賓、施工会社各社、テナント入居者、地権者、タケタ工業団地関係者などの参列を得てオープンセレモニーを開いた。                                                F&Pが同地で現在推進している開発プロジェクトは、A・B・C棟の3棟からなり、総敷地面積9095.6㎡、総延床面積約1万81.9㎡の複合機能を持った施設を開発するもの。今後、2020年2月までにC棟、同年9月までにA棟を稼働させ、3温度帯で冷凍冷蔵庫、オフィス、店舗、教育・研修センター、レンタル大会議室を備えた施設としてサービス機能を充実させていく。

違法民泊6,057件のうち96%是正、大阪市が撲滅チームで

違法民泊ゼロを目指している大阪市は、6月末時点で市が把握した全6,057件のうち、96%にあたる5,834件について、市への届け出や営業の取りやめなど是正措置を取ったことを明らかにした。大阪市は残る223件についても国などに協力を求めながら、是正に向けた指導を続けていく方針。大阪市は2018年6月、違法民泊について、市の監視員や警察OBなどからなる「違法民泊撲滅チーム」を立ち上げ、今年6月末までに市内の違法民泊をなくすことを目標に、事業者への指導などを行ってきた。

65歳以上の高齢者3,588万人で最多更新、総人口の28.4%で世界最高に

総務省の推計によると、日本の65歳以上の高齢者は前年比32%増の3,588万人で過去最多を更新し、総人口に占める割合も前年比0.3ポイント高まり28.4%となった。この結果、高齢化率は国連データでみると、2位のイタリアを5ポイントも上回り、世界で最も高くなっている。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、高齢化率は今後も上昇を続け、2025年には30%となり、2040年には35.3%になると見込まれている。             一方、働く高齢者の数は2018年で862万人で、働く人全体に占める割合は12.9%でいずれも過去最高を更新した。また、高齢者の就業率は24.3%で、10年前に比べて5ポイント近く増え主要国の中でも高い水準となっている。

AGC 中国・蘇州に車載ディスプレイ用カバーガラス生産拠点

AGC(本社:東京都千代田区、旧旭硝子)は9月12日、中国江蘇省蘇州工業園区に、大型3D・複雑形状の車載ディスプレイ用カバーガラスの生産拠点を建設すると発表した。各種光学薄膜コーティングから装飾印刷、複雑曲面の一体成形に至るまで、最先端技術を導入した一貫生産ラインを備え、すでに受注が決定している複数の車種向けに2022年に販売を開始する予定。これにより、既存の国内2拠点に加え、第3の生産拠点となる。