JR東日本 次世代新幹線「ALFA-X」公開 最高時速400km
JR東日本は5月9日、次世代新幹線の試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」(E956形電車)全10両を公開した。最高時速は400kmで、東北新幹線で時速360kmでの営業運転を目指している。5月から走行試験が始まる。
ALFA-Xは、これまでの車両に比べて”鼻”と呼ばれる先頭車両の部分が22mと長く、脱線を防止するシステムや地震発生時の緊急停止装置なども搭載されている。
パナソニック 中国のGSソーラーと太陽電池事業の協業で合意
パナソニックライフソリューションズ社は5月9日、中国太陽電池メーカー、GS-Solar(China)Company Ltd.(中国名称:●石(中国)能源有限公司、本社:福建省泉州市、以下、GSソーラー)と太陽電池事業で協業することに合意したと発表した。
同社はソーラー事業の子会社、パナソニックエナジーマレーシア(以下、マレーシア工場)を譲渡するとともに、太陽電池の研究開発機能を分離して新会社を設立し、GSソーラーと共同で出資、運営する。今回の合意で、同社はソーラー事業の開発・生産体制を最適化するとともに、現在マレーシア工場で生産している太陽電池モジュールをこれからも調達・販売する。
JFE商事 仏モーターコアメーカーの中国法人に出資
JFE商事(本社:東京都千代田区)は5月9日、4月にフランスの大手モーターコアメーカー、r.bourgeois S.A社の中国現地法人、浙江ブルジョアの一部株式を取得したと発表した。
浙江省ブルジョアは2010年に設立されたモーターコアメーカーで、主に同国に進出している欧州系や中国系の自動車・電機メーカーに、モーターコアの加工・販売を手掛けている。親会社のブルジョア社とJFE商事の米国グループ会社は、北米地域で協業関係にある。
今回の出資を通じJFE商事は、北米に続き同社との信頼関係を構築拡大することで、中国の車載モーターコア需要をスピーディーに捕捉していく。
大韓航空が下地島空港に初のチャーター便運航
三菱地所が整備し、下地島エアポートマネジメント(以下、SAMCO)が運営する「みやこ下地島ターミナル」に、このほど大韓航空が下地島空港初の国際チャーター便となるソウル(仁川国際空港)-下地島間のチャーター便を計4往復運航することを発表した。
運航時期は5月下旬~6月上旬の4日間。大韓航空は2018年1月にも宮古諸島を計4往復するチャーター便を運航しており、その際には300名以上の旅行客が宮古諸島を訪れている。
三菱地所とSAMCOは沖縄県や宮古市、沖縄観光コンベンションビューロー、宮古島観光協会と連携し、官民一体でチャーター便を含む航空路線の利用促進に取り組むほか、さらなる新規路線開発に向けた誘致活動を進める。