郵船ロジ 香港の施設拡張で食品の取り扱い強化
郵船ロジスティクス(本社:東京都港区)は3月8日、香港の現地法人、Yusen Logistics(Hong Kong)Limitedが、セン湾区の自社倉庫で冷蔵・冷凍施設を拡張。施設面積と提供サービスの拡充により、香港の食品ビジネス幅広く対応する。
同現地法人は2019年2月に自社の食品専用の冷蔵・冷凍施設を約3倍に拡張し、加工食品や生鮮品、酒類など幅広い食品を取り扱っている。
hugmoとコドモンが午睡見守りサービスで連携
ソフトバンクの子会社で保育クラウドサービス「hugmo(ハグモー)」を提供するhugmo(ハグモー、本社:東京都港区)と、保育園・幼稚園向け業務支援システム「コドモン」を提供するコドモン(本社:東京都港区)は3月8日、両社のプラットフォームを相互連携することで合意したと発表した。
これにより、「hugmo」で提供するIoTによる午睡見守りサービス「hugsafety(ハグセーフティー)」で検知・登録したデータを、「コドモン」の管理画面から表示することができるようになる。その結果、「コドモン」を導入している2,500以上の保育園・幼稚園で4月から「hugsafety」が利用可能になる。
京大G 拒絶反応起こしにくいiPS細胞作製
京都大学iPS細胞研究所のグループは3月7日、遺伝情報を書き換える「ゲノム編集」の技術を使ってヒトに移植しても拒絶反応を起こしにくいiPS細胞を作製したと発表した。
グループは免疫の型を決めるたんぱく質の中から拒絶反応と関係するものを選び出し、ゲノム編集の技術を使ってこれらの一部を失わせたiPS細胞を作製した。そしてマウスに移植するなどしたところ、できたiPS細胞はより多くの免疫の型に適合して、拒絶反応が起こりにくくなっていることが確認できたという。
グループによると、この技術を使えば7種類のiPS細胞を確保するだけで日本人の95%以上に移植できる見込み。