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丸紅 中国・湖北祥云社と溶融硫黄の長期供給で覚書

丸紅 中国・湖北祥云社と溶融硫黄の長期供給で覚書

丸紅はこのほど、中国の大手肥料製造・販売会社、湖北祥云(集団)化工股份有限公司(以下、湖北祥云社、本社:湖北省武穴市)と、溶融硫黄の長期供給に関する覚書を締結した。
丸紅は、出資する硫酸製造・販売会社の江蘇震宇化工有限公司(以下、江蘇震宇社、本社:江蘇省)を物流基地として活用し、丸紅の輸送機能を増強することで、従来困難だった溶融硫黄の中国内陸部への供給を実現する。

ワタベ ベトナム・ダナン市へ初進出、12/14店舗オープン

ワタベ ベトナム・ダナン市へ初進出、12/14店舗オープン

ワタベウェディング(本社:京都市下京区)は、ベトナム中部のダナン市に婚礼手配事業、フォト事業を展開する現地法人として、有限会社ワタベ ワールドワイド ベトナムを設立し、初進出した。
これに伴い、挙式プロデュース、婚礼衣裳(レンタル)を取り扱う「ワタベウェディング ダナン店」を12月14日に新規オープンする。ダナン店は、ダナン国際空港から車で12分のアクセス抜群の好立地にある。ダナン市街地の新ランドマーク「ZEN DIAMOND SUITES HOTEL DANANG(ゼン ダイアモンド スイーツ ホテル ダナン)」の5階「SKY hub Global Tour Lounge(スカイハブ グローバルツアーラウンジ)」内にオープンする。
現地法人(所在地:ベトナム・ダナン市)の資本金は30万ドルで、出資比率はワタベウェディング90%、地元資本10%。

2025年大阪万博決定 55年ぶり2回目 BIE総会で2カ国破る

2025年大阪万博決定 55年ぶり2回目 BIE総会で2カ国破る

日本政府が大阪・関西誘致を目指し、積極的にプロモーション活動を進めてきた政・官・民の願いが実った。2025年国際博覧会(万博)の開催国・都市を決める博覧会国際事務局(BIE)の総会が11月23日、フランス・パリで開かれ、加盟国による投票の結果、日本がロシア・エカテリンブルクとアゼルバイジャン・バクーを破った。
日本国内開催の大規模万博は1970年の大阪万博、2005年の愛知万博(愛・地球博)に続き3回目、大阪では55年ぶりの開催となる。
1回目の投票で日本が最多の85票を集めたが、決定の条件となる3分の2を得られず、2位のロシア・エカテリンブルクとの決選投票となった。その結果、日本が92票を獲得し、61票のロシア・エカテリンブルクを抑えた。
2025年大阪万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)の155㌶の会場を舞台に、5月3日~11月3日の185日間開催される。150カ国や国際機関などが出展する166のパビリオンで構成、約2800万人の入場者を見込み、約1.9兆円の経済波及効果を試算している。会場建設費の約1250億円は国、大阪府・市、経済界が3等分で負担する。

日立G 19年4月から単身高齢者向け見守りサービス

日立G 19年4月から単身高齢者向け見守りサービス

日立グループの家電・空調事業を担う日立コンシューマ・マーケティング(以下、日立CM)および日立アプライアンス(以下、日立AP)は、2019年4月からスマートライフ事業の第一弾として、離れて暮らす単身高齢者の部屋での様子や変化をスマートフォンで確認できる見守りサービス「ドシテル」を開始する。
新サービスは単身高齢者の部屋の壁などに活動センサーを設置し、24時間365日、在室状況や活動量を検知する。検知した情報は無線ルーターを通じてサーバーに蓄積される。家族はスマートフォンアプリを通じて、単身高齢者の様子をリアルタイムで確認できる。今後は日立のコネクテッド家電との連携も検討する。

インドネシアに12/7「LUMINE JAKARTA」オープン

インドネシアに12/7「LUMINE JAKARTA」オープン

ルミネ(所在地:東京都渋谷区)の2店舗目海外店舗がインドネシアの首都ジャカルタに12月7日オープンする。出店施設はプラザインドネシア5階。営業時間は10時~22時。
「LUMINE JAKARTA」が提案するのは”TOKYO MOOD”。メインターゲットは好奇心旺盛でグローバルな視野を持ち、トレンドに敏感で、新たな感性を求めている自立した女性。日本のクリエイティブで多様性のあるレディスファッションを軸に、ライフスタイル雑貨、メンズファッション、、カフェを取り揃え、ジャカルタの人々に提供する。

フィリピンの河川改修計画に379億円の円借款

フィリピンの河川改修計画に379億円の円借款

フィリピンの首都マニラで11月21日、日本の羽田浩二駐フィリピン大使とフィリピンのテオドロ・L・ロクシン外務大臣との間で、フィリピン政府がマニラ首都圏を貫流するパッシグ・マリキナ川の護岸建設・改修・可動堰等の建設等により防災対策を強化するための総額379億500万円を限度とする円借款に関する交換公文の署名が行われた。
この計画の実施により、洪水に伴う最大被害額は2018年に比べて、事業完成2年後の2027年には、5年確率の洪水規模で約465億円から約200億円に低減するほか、30年確率の洪水規模で約1,050億円から約257億円に低減することが見込まれる。

明電舎 シーメンス社から中国の石化工場向けセラミック平膜を受注

明電舎 シーメンス社から中国の石化工場向けセラミック平膜を受注

明電舎(本社:東京都品川区)はこのほど、シーメンス社から中国の石油化学工場向けの排水処理用セラミック平膜を受注した。
これはシーメンスの新技術、PACT(R)MBR(Powdered Activated Carbon Treatment Membrone Bioreactor)システムに明電舎製のセラミック平膜が採用されることが決まって以来、初めての製品受注となる。このセラミック平膜とは、汚水や排水の浄化に活用されるセラミック製のろ過フィルター。
今回セラミック平膜を納めるPACT(R)MBRシステムは、中国の石油化学メーカー、天津渤化化工発展有限公司に納入され、製造工程排水の処理に活用される。

「仁徳陵」で埴輪列、石敷き確認 宮内庁・堺市が初の共同調査

「仁徳陵」で埴輪列、石敷き確認 宮内庁・堺市が初の共同調査

宮内庁と大阪府堺市は、10月下旬から今回初めて共同調査している国内最大級の前方後円墳の調査状況を11月22日、報道陣に発表した。これは堺市にある「仁徳天皇陵」とも「大山古墳」とも呼ばれている古墳の調査で、墳丘を取り囲む堤の部分から築造当時のものとみられる一列に並べられた円筒埴輪や石が敷き詰められた跡が見つかった。
調査は墳丘を3重に取り囲む濠(ほり)と濠の間にある2つの堤のうち、内側にある堤の3カ所を掘り下げて行われた。現場には22日、考古学や歴史学に関する16の団体の40人余りの研究者も入り、およそ1時間半ほど見学した。
宮内庁が管理している陵墓は外部の立ち入りが厳しく制限されており、今回初めて共同調査として行われた。

東大 健常高齢者のアルツハイマー病の前期症状の特徴発見

東大 健常高齢者のアルツハイマー病の前期症状の特徴発見

東京大学大学院医学系研究科の井原涼子特任助教、岩坪威教授らの研究グループはこのほど、60~84歳の認知機能正常高齢者を対象にしたアルツハイマー病の前期症状などの研究成果を発表した。
今回の研究成果のポイントは①アルツハイマー病の病理核的変化が始まっているが、認知機能障害をまだ発症していない「プレクリニカルAD」が、日本人高齢者の2割程度を占めることを示した②プレクリニカルADの被験者の認知機能を3年間にわたって追跡すると、記憶および遂行機能の検査での学習効果が減弱する傾向がみられた③これらの特徴に留意することで、プレクリニカルADを対象とする根本治療薬の治験における被験者の効率的な選択や、新たな認知機能検査の創出が進むものと考えられる-など。
今回同研究グループは、日本で2008年から2014年にかけてアルツハイマー病初期段階の経過を明らかにすることを目的に行われたJ-ADNI研究のデータを用いて、プレクリニカルADの頻度や臨床的な特徴を解析した。

JR東日本ホテルズ 台湾の福華大飯店と広範な営業提携で合意

JR東日本ホテルズ 台湾の福華大飯店と広範な営業提携で合意

JR東日本ホテルズ(幹事会社:日本ホテル/東京都豊島区)と台湾の福華大飯店ハワードホテルズ・リゾーツ・スイーツ(福華大飯店:本社/台北市大安区)は11月21日、相互の営業拠点の活用や共同セールス活動などお互いの強みを活かすため営業提携することで合意した。
両社はそれぞれの市場でお互いのホテルブランド認知を行い、双方向の利用促進を図ることを目的として、広範な分野で営業提携する。