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法務省が悪質ブローカー対策 外国人受け入れ5年間認めず

法務省が悪質ブローカー対策 外国人受け入れ5年間認めず

法務省は外国人材の受け入れ拡大をめぐって、外国人に借金をさせて保証金や手数料などを支払わせる悪質なブローカー対策の考え方をまとめた。これによると、適正とはいえない金額の保証金などを徴収している仲介業者の紹介で、外国人を受け入れた会社などには向こう5年間受け入れを認めない方針だ。
保証金などを支払っていないかどうかを確認するため、外国人が在留資格の認定証明書の交付を申請する際に書面に記入してもらうほか、必要に応じて本人にも直接聞き取りを行うとしている。
法務省は外国人材を受け入れる雇用形態について、原則として会社などの「直接雇用」とする方針。ただ、業種によっては「派遣」の形態は必要なケースも想定されるとして、その場合には例外的に「派遣」も認める方向で調整を進めている。

オネストビー スーパーのマルエツとの提携開始

オネストビー スーパーのマルエツとの提携開始

シンガポール発祥で、日本最大規模の買い物代行サービス「オネストビー」を展開するhonestbee(以下、オネストビー、所在地:東京都江東区)は、スーパーチェーンのマルエツ(本部所在地:東京都豊島区)との提携を11月6日から開始すると発表した。
これにより、対象の都内10店舗のマルエツがオネストビーの買い物代行プラットフォームに追加され、周辺地域でのマルエツ商品の注文が可能となる。マルエツが買い物代行サービスと提携するのは初めて。
このサービスは2019年2月末までに31店舗、同年12月末には100店舗でのサービス提供を予定している。

三菱製鋼 インドネシア子会社JATIMがJIS認証を取得

三菱製鋼 インドネシア子会社JATIMがJIS認証を取得

三菱製鋼(本社:東京都中央区)は11月6日、インドネシア子会社の特殊鋼製造メーカー、PT.JATIM TAMAN STEEL MFG(以下、JATIM社)がこのほど、日本工業規格(JIS規格)への適合認証を取得したと発表した。
今回取得した認証規格番号(JIS G4051、4052、4053)は、東南アジアで初となる認証。

パイオニア シンガポールで自動運転シャトルバスの実証実験

パイオニア シンガポールで自動運転シャトルバスの実証実験

パイオニア(本社:東京都文京区)は11月6日、シンガポールの自動運転関連スタートアップ企業MooVita Pte Ltd(以下、MooVita)と、シンガポールの高等教育機関「Ngee Ann Plytechnic(ニーアン ポリテック)」構内で、パイオニアの「3D-LiDARセンサー」を搭載した自動運転シャトルバスを使った実証実験を開始すると発表した。
両社はこの実証実験を通じて、自動運転レベル4のサービス商用化を目指す。

トランスコスモス 台湾に初のコンタクトセンター拠点開設

トランスコスモス 台湾に初のコンタクトセンター拠点開設

トランスコスモス(東京都渋谷区)の100%子会社、台灣特思爾大宇宙股份有限公司(本社:台北市、以下、トランスコスモス台湾)は、台湾初となるコンタクトセンター拠点「江子翠(こうしすい)センター」を開設し、10月31日に開所式を行った。
江子翠センター(所在地:新北市板橋区)の規模は190席で、コンタクトセンターサービスを提供する。対応言語は中国語(標準語)、台湾語、日本語、英語。

虐待防止へ児童相談所と警察が連携「臨検」訓練

虐待防止へ児童相談所と警察が連携「臨検」訓練

子どもへの虐待を防ぐため、滋賀県大津市で11月6日、児童相談所と警察が連携して、虐待の疑いがある家庭に強制的に立ち入ることを想定した訓練が行われた。
大津市の警察学校で行われた訓練には、児童相談所の職員や警察などおよそ30人が参加した。面会を拒否してドアを開けない保護者に対し、児童相談所の職員が強制的に立ち入りが認められる「臨検」と呼ばれる制度の許可状を示し家に入り、押し入れに閉じ込められていた子ども役の”子どもの人形”を保護した。
児童虐待を防ぐため対応にあたっている児童相談所の職員が、虐待の疑いがあるとの通報を受け家庭を訪問しても、保護者に拒否されるなどして、子どもと会えないケースも少なくない。そのため、亡くなった子どもも多い。
そこで、最終手段として行われるのが「臨検・捜索」だ。この制度は10年前にできたが、まだ実施例が少ないのが現状という。昨今の子どもの虐待死例の多さをみると、もっと活用されるべきだろう。

アジアで飢えに苦しむ人2017年で4.8億人 FAOが報告書

アジアで飢えに苦しむ人2017年で4.8億人 FAOが報告書

国連食糧農業機関(FAO)などはこのほど、世界の食糧事情をまとめた報告書をまとめ発表した。これによると、2017年にアジア・太平洋地域で飢えに苦しむ人は約4億8600万人に上り、全世界の約6割を占めるとしている。同地域はGDP成長率で高い国が多い一方、陰の部分として貧困や格差が拡大し、多くの国で国民全体の生活水準の向上を念頭に置いた「食糧不足などの問題への取り組みが遅れている」と分析している。

昭和の復興から3代目大阪城天守閣が”米寿”迎える

昭和の復興から3代目大阪城天守閣が”米寿”迎える

昭和6(1931)年11月7日、市民の寄付によって復興された大阪のシンボル、大阪城。この3代目の天守閣が7日、数え年で88歳の”米寿”を迎えた。
5000枚限定の記念の証明書(縦およそ10cm、横およそ19cm)が、午前9時から訪れた観光客に記念の証明書が配られた。この証明書は天守閣の屋根をかたどった形で、日本語と英語の両方で米寿を迎えた内容が書かれている。
豊臣秀吉が淀君のために建てたといわれる大坂城の初代天守は1585年に完成したが、1615年の大坂夏の陣で豊臣秀頼、淀君ら豊臣氏の滅亡とともに焼失。徳川幕府が再建した2代目天守も1665年に落雷で焼失している。
当時としては最先端だった、鉄筋コンクリート造で建設された現在の3代目天守の高さは地上55m。

大東建託 通所介護の送迎業務をAIで効率化

大東建託 通所介護の送迎業務をAIで効率化

大東建託(本社:東京都港区)の100%出資子会社、ケアパートナー(本社:東京都港区)は11月23日から、通所介護を行うデイサービスセンター11カ所でパナソニックカーエレクトロニクス(本社:東京都品川区)の送迎支援システム「DRIVBOSS(ドライブボス)」を導入する。2019年3月までに全国73カ所への導入を予定している。
ドライブボスは、通所介護(デイサービス)における送迎の効率化を支援するクラウドサービスで、その日の条件や利用者の情報などをもとに、AI(人工知能)が合理的な送迎計画を提案するもの。
経済産業省の調査では、送迎に付帯する一連の業務量は介護業務全体の約3割に上るといわれている。