京写 ベトナムにプリント配線板の製造販売子会社
プリント基板の製造販売を手掛ける京写(本社:京都府久世郡久御山町)は、ベトナムハナム省に全額出資による子会社を設立すると発表した。新会社「Kyosha Vietnam Co.,Ltd.」(予定)の資本金は1500万米ドル(約16億5000万円)の予定。2019年1月設立する予定。
自動車分野向けを中心に需要増が見込まれる両面プリント配線板の生産体制強化と高品質な製品のグローバル供給体制の構築を進める。
クレオ ベトナムのIT企業と資本・業務提携に基本合意
独立系のシステム開発企業クレオ(本社:東京都品川区)はこのほど、ベトナムのIT企業Ominext Joint Stock Company(本社:ベトナム・ハノイ市、以下、Ominext)と資本・業務提携することで基本合意書を締結したと発表した。
クレオはOminextとの資本・業務提携を通じて、優秀な人材を安定的に確保する体制を築くとともに、両社グループ間での人材交流などを通してグローバル事業の展開に向けた基盤構築を進めていく。
Ominextは日本企業を顧客とした医療、ヘルスケアシステム開発で豊富な実績を持ち、ベトナムソフトウェア協会が選定する「Vietnam’s50 Leading IT Companies」に2016年から2018年まで3年連続で選ばれている成長著しいスタートアップ企業。
日本海の冬の味覚ズワイガニ漁解禁 福井・越前町
日本海の冬の味覚、ズワイガニ漁が11月6日解禁となり、福井県沖で日付が変わると同時に一斉に漁が始まった。
越前町の越前漁港では5日夜10時ごろ、底引き網漁船およそ40隻がおよそ沖合30㌔を目指して出港、日付が変わるのを待った。日付が変わると同時に一斉に網が入れられ、1時間半ほどして引き上げると待望のズワイガニが船上の山ができるほど水揚げされた。大きいものでは甲羅の大きさが10㌢を超えるものもあった。1回目の水揚げはまずまずの成果という。
6日にズワイガニ漁が解禁になったのは富山県から島根県の沖合にかけての日本海で、ズワイガニは漁獲地に応じて「越前がに」や「松葉がに」などの名で呼ばれている。
肥満解消の新たなプレイヤーを発見 京大などの研究G
京都大学などの研究グループは、肝臓から分泌されるアクチビンEというタンパク質が、脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞の活性化やベージュ脂肪細胞の増加を促進し、エネルギー代謝を亢進させる作用を持つことを見出した。今回の成果は、2018年10月31日に米国の国際学術誌「Cell Reports」のオンライン版に掲載された。
マウスを使った今回の研究により、アクチビンEは肝臓から分泌されるホルモン(へパトカイン)として働き、褐色脂肪を活性化させ、白色脂肪でベージュ脂肪細胞を増加させることで、余分なエネルギーを熱に変換して消費させる役割があることが明らかになった。この成果は、糖尿病をはじめ種々の生活習慣病の原因となる肥満の治療薬の開発につながることが期待される。
研究グループは京都大学の舟場正幸農学研究科准教授、北里大学の橋本統准教授、奈良先端科学技術大学院大学の栗崎晃教授ら。
三和シャッター 医療・福祉施設向け「自動折り戸」ドア
三和シャッター(本社:東京都板橋区)は11月5日から、医療・福祉施設向けドア「自動折り戸」を発売した。これは、車いすやストレッチャーを使用する機会が多い医療・福祉施設のスタッフ専用の通路などに設置する、屋内用途専用の折りたたみ式のドアを使用した自動ドア。
戸袋が不要となり、開閉時のデッドスペースが小さくなる。床面に段差がないため車いすやストレッチャーなどでもスムーズに通行することができる。また、2017年3月に自動ドアの安全規格として制定されたJIS A4722「歩行者用自動ドアセット―安全性」に準拠している。2枚折り戸と4枚折り戸があり、カラーバリエーションは24色。4枚折り戸(W2400mm、H2000mm)の参考価格は183万円(取付工事費、搬入費、諸経費、消費税は別途必要)。初年度1億円の販売を見込む。